「集中力のトリセツ(取扱説明書)」ダウンロードはこちら
http://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/2022_syuutyuuryoku.pdf (※NHKサイトを離れます)※別タブで開きます
【トリセツ01 嫌なことでも思わず集中しちゃう裏ワザ】
番組アンケートで集中したいことのベスト3は、勉強、掃除、仕事…。そんな気が進まないことにも、思わず集中できてしまうトリセツワザが誕生!
その源となったのは「ゲーム」。つい人を集中させるゲームのメカニズムは本格的に研究され論文でも報告されています。
今回、ポイントとなるのはたった2つ!
1 時間制限
嫌な掃除や勉強でもタイムアタック方式ならちょっと難しく、ちょっと“楽しく”なります。ゲームの研究においても、難しすぎても簡単すぎても集中しづらく、ちょっと難しいくらいが一番集中できると論文報告が!
2 目的の明確化
ロールプレーイングゲームでは会話の中で次のミッションが判明!次にやるべきことを明確にしてあげた方が人は集中しやすいんです!
掃除に集中する方法
① 好きなアルバム(音楽)をかけて時間制限!
あらかじめどの曲でどこを掃除するかを決めておき、計画的かつ効率的に掃除!好きなプレーリストでもOK!
② 予定にない場所は付箋を貼って目的を明確化!
決めた場所以外に汚れが気になるところを見つけたら付箋を貼って後回しに。今すべき場所に集中を!
勉強に集中する方法
① シールを貼って目的を明確化!
勉強で調べごとをする場合は、調べたい項目にシールを貼ること! 今、何をすべきかを明確にすれば、関係のない検索を防げます。
② 検索するときはタイマーで時間制限!
調べごとをするときはタイマーで時間制限。実験では2分に設定しましたが、長すぎなければ調整してOK。効率よく検索できるので、早く勉強に復帰できます!
※大切なのは「時間制限」と「目的の明確化」!ご自分のスタイルにあわせて応用を。
【トリセツ02 誰でも達人並みに集中力を持続させる秘けつ】
まずは驚きの実験から!集中力の達人と、集中力散漫な2人が対決!長い線と短い線の見分けを40分続けた結果…、
達人の圧勝!
ところが!集中力散漫な2人にだけ線だけでなく、数字を見分ける別の課題も同時に行ってもらうと…
正答率UP! 達人並みの集中力に!
!ポイント!
脳は同じことだけを続けていると「なれ」が起き反応が鈍くなるため集中力が続かなくなりがち!脳の「なれ」を解消するには全然別の刺激を与えてあげること!
集中力散漫な人が驚きの変化
作曲に集中できなかった男性が6時間も没頭!その秘けつとは?
ポイントは短い休憩!全然違うことをして脳のなれをリセット!
集中力を持続させる方法
① 脳のなれは自覚しづらいので早めの休憩を!
脳のなれは自分では気づきづらいため、集中力が落ちて手遅れになる前に早めの休憩を。30分~1時間を目安にタイマーをかけて休憩をとるようにしましょう。
② 休憩は違う刺激で脳のなれをリセット!
休憩はそれまでと全然違うことをして、脳のなれをリセット!違う刺激ならストレッチやおしゃべり、スマホなどもOK!
!取扱注意!
長すぎる休憩は、本来の作業に戻りづらくなり逆効果!休憩は5分以内を目安に。