「たまご」のトリセツ

NHK
2023年8月24日 午後7:50 公開

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【トリセツ01 たんぱく質の自由さを活用!異次元のぷるふわ食感】

■トリセツ技 かたくり粉ちょい足しで卵の新たな魅力が

卵は加熱して程よく固めたり、かき混ぜて泡立てたり、調理法によってその姿を自由に変えて、いろいろな料理で大活躍!そんななじみ深い存在の卵に、まさかの新たな魅力を発見!実は卵には“最高のパートナー”が存在!

それは…かたくり粉(でんぷん)!いつものレシピにちょい足しするだけで、異次元のぷるふわ食感を実現!

普通のだし巻き卵は卵3個に対して、入れるだしは60mLほど。でも、かたくり粉をちょい足しするとなんと200mLも抱え込めるようになりプルップルでふわふわに!

ポイント 卵ならでは!たんぱく質の自由さを活用

そのひみつは、卵のたんぱく質が肉や魚とは異なる状態だから。

肉や魚は「たんぱく質同士が結びついて」存在しますが、卵は単独で「自由」に存在!でも、加熱するとその自由さを失ってギューッと固まります。

ところが、そこにかたくり粉が加わると話が変わります。

かたくり粉は保水力抜群で、たっぷりの水分を抱え込み、卵のたんぱく質の間に入り込みます。すると、卵のたんぱく質の自由さを適度に残すことができ、ぷるふわ食感が実現するというわけ!

異次元ぷるふわ卵焼き

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ぷるふわスフレ風プリン

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ぷるふわオムライス

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ぷるふわ! スペイン風オムレツ

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【トリセツ02 フレンチシェフ直伝!異次元のとろっとろ卵料理の極意】

■ポイント 弱火&かき混ぜで究極のとろっとろに

卵のたんぱく質が自由なことを利用すれば、異次元のとろっとろ食感も楽しめます。そのポイントは、弱火かき混ぜ

かき混ぜ加熱前も後もしっかりするのがポイント。卵の黄身と白身は成分が異なり固まる温度が違うため、加熱前にしっかり混ぜることでダマができるのを防げます。

さらに、加熱中にかき混ぜ続けることで、空気が入ります。この空気が卵のたんぱく質同士が結び付いて固まるのを抑制!

しかも、弱火で加熱していれば急な変化も起きづらいため、仕上がりの見定めも簡単!究極のとろっとろ状態に!

異次元のとろっとろ スクランブルエッグ

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とろっとろスクランブルエッグ トリセツ流 アレンジレシピ

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