「缶詰のトリセツ(取扱説明書)」ダウンロードはこちら👇
https://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/2023_cannedfood.pdf
「レシピ満載!缶詰のトリセツ別冊付録」
https://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/2023_cannedfood-2.pdf
【トリセツ01 缶詰の汁=“超濃縮だし”で絶品の料理が次々と完成!】
■ポイント 捨てがちな“缶汁”で絶品料理
「非常食」 「そのまま食べる」 イメージのある缶詰だが、ある鉄則を知ることで、料理を格段にレベルアップさせる魔法の食材に大変身。
その鉄則とは缶詰の汁を活用すること!
缶汁はうまみの塊!秘密は缶詰の作り方に!
缶詰は基本的に、缶に生の材料と調味液を入れて蓋をし、缶ごと高温加熱調理。いわば缶が圧力鍋のようなもの!
しかも、使う水は通常の煮魚調理などと比べてごく僅か。そこに溶け出した具材のうまみが凝縮したものこそが缶汁!
うまみ成分「イノシン酸」の量を比べると市販の濃縮だし以上!いわば缶汁は「超濃縮だし」だったんです!
しかも、密封殺菌されるので防腐剤無しで長期保存が可能に!
和食の達人直伝の極意!「缶汁は薄めて使うべし」
濃縮されたうまみがあると知らずに缶汁を使うと残念な経験をすることに。缶詰を愛する和食料理人・野﨑洋光さんは、それこそが缶汁が敬遠されがちな原因と考えています。
そこで野﨑さんが教えてくれた極意が缶汁は「薄めて使う」こと!
「番組で紹介したレシピは、トリセツショーInstagram でも紹介しています」
https://www.instagram.com/nhk_torisetsushow/ (※NHKサイトを離れます)※別タブで開きます
「至高のお助けスープ」
「サバ缶のロールキャベツ」
「缶詰のチャプチェ」
「アサリ缶のクラムチャウダーもんじゃ」
「サバ缶のカムジャタン風なべ」
【ダメオシ!トリセツ フルーツ缶は 10秒で“天使のスイーツ”に!】
南極観測隊を支えた缶詰
1年間を南極で過ごす南極地域観測隊の皆さん。調理担当として隊員たちを支えた渡貫淳子さんは、身と汁を別々に使うことで一つの缶詰を2度活用!
渡貫さんが教えてくれたのが隊員たちを魅了したフルーツ缶による「天使のデザート」。
「天使のデザート南極風」
「オイルサーディンのバターあえ」
【トリセツ02 もしものときの備蓄には!心を満たす「ごちそう缶詰」も!】
■ポイント 災害の知識が生んだおいしい備蓄缶
3年間もの賞味期限をもつ缶詰は防災の強い味方!さまざまな災害の経験から、新たな防災缶詰が生まれています。
例えば「ごちそう缶詰」。災害時の備蓄のためにあえて味や見た目にまで こだわって開発された缶詰です。
この缶詰は災害のときにこそふだんのような食事やおいしいものが食べたかったという被災者の声から誕生したもの!
あなたに合った備蓄缶を選ぼう!!
☝ほかにも新しいタイプの「防災のための缶詰」が登場!
食物アレルギーをお持ちの方向けには症状の原因になる物質の不使用や原料を分かりやすく表示したものが。
かむ力の弱い高齢者や子供向けにスプーンで潰せるくらいやわらかい缶詰が開発されています。
備蓄した方がいい缶詰は一人一人違うもの。
あなたに合った種類の缶詰を見つけて、備えましょう!