「カビのトリセツ(取扱説明書)」ダウンロードはこちら
http://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/2022_kabikabi.pdf (※NHKサイトを離れます)※別タブで開きます
【トリセツ01】家具裏のかくれカビを食い止めろ 原因は梅雨どきの結露にあり
■家具裏にもカビは生える ぜひ一度ご確認を!
家具裏のカビを放っておくと、においの原因になるだけでなく、洋服などにカビが移ってしまう危険性もあります。
一般的にカビが生えやすい湿度は80%以上とされていますが、この家具裏のかくれカビの原因は湿度以外にもあるのです。
■ポイント 原因は梅雨どきの「結露」にあり
家具裏のカビは梅雨の時期、比較的気温が低い日に発生しやすいと考えられます。梅雨どきの湿度では、わずかな温度差でも結露してしまう可能性があるのです。
【トリセツ02】家具裏のかくれカビ対策 4センチの隙間で温度差をなくせ
■隙間を空けることで家具裏の温度低下を防げる
隙間を空けることで、壁や床と家具との間に部屋の暖かい空気が流れ込みます。その結果、温度が低下せず、カビが生えにくくなるのです。
※家具と床との間に隙間が空けられない場合は、壁との間だけでも空けると有効です。
■ポイント オススメの隙間は4センチ
梅雨どきの家の環境を再現し隙間の幅を変えながら実験すると、4センチ以上であれば家具裏の温度が下がらず、湿度も上がりにくいという結果が得られました。
【トリセツ03】もう生やさない カビを根こそぎ落とす方法
■家具裏のカビにはアルコールが有効
アルコールには、カビの細胞を壊して死滅させる力があります。
■ポイント アルコールを押し当て「しばらく待つ」
カビの菌糸は、壁の中まで入り込み根づいています。さっと拭くだけでは菌糸が残り、しばらくするとまた生えてきてしまう可能性があります。
アルコールを押し当てしばらく待ち、カビを根絶やしにすることが再発を防ぐポイントです。
■トリセツ流 カビの落とし方