「脈拍」のトリセツ

NHK
2022年9月1日 午後7:55 公開

「脈拍のトリセツ(取扱説明書)」ダウンロードはこちら

http://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/2022_myakuhaku.pdf

【トリセツ01 自分の脈拍を知って 未来のリスクを把握しよう】

■安静時脈拍が80超えだと・・・将来太るかも!?

自分の1分間の脈拍(心拍数)、把握していますか?近年、脈拍の値が高い人は、将来さまざまな病気になる可能性が高いことがわかってきました。(低すぎてもリスクになります)

久留米大学が行った研究では、安静時の脈拍が80以上だと、将来肥満になるリスクが約2倍になったという結果が出ています。

■脈が高いと太る理由は・・・自律神経!

なぜ脈が高いと将来肥満になる可能性が高まるのか。有力なのは交感神経の影響。安静にしていても心拍数が高め、 ということは交感神経が過剰に働いている可能性が…。交感神経優位だと脈拍は速くなり、血管は収縮します。交感神経が過剰に働き続けると、血管も過剰に収縮。血中の糖が筋肉や肝臓に届きづらくなり、血糖値が高いままとなり、将来の肥満につながる可能性が…。

【トリセツ02 脈拍を下げて、睡眠も改善!超簡単ヨガ ハミングビーブレス】

■脈が高いと将来の突然死リスクもアップ

脈が高いと心臓そのものに負担がかかり、不整脈や心筋梗塞などのリスクが上昇。また血管の収縮回数も増えるため、動脈硬化が進みやすくなり、脳卒中や認知症などのリスクが上がります。

帝京大学の大久保孝義先生の研究によれば、家庭で計測した安静時の脈拍が70以上だと、循環器系での死亡リスクが約2.5倍になることがわかっています。

■脈拍の値を下げるのに有効なのが・・・ヨガ!

安静時の脈拍の値が下がると、循環器系での死亡リスクが下がることがわかっています。そこで、脈が高めの方に今回オススメするのが、ヨガ!肺の周辺には、交感神経を抑制させるセンサーが存在。ヨガの深い呼吸をすることは、センサーに働きかけて、脈拍を下げるのに役立つんです。