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あの日、そして明日へ -東日本大震災から10年-
2021年1月12日(火) 更新
「分断の果てに “原発事故避難者”は問いかける」
原発事故から9年。今もなおさまざまな困難に直面し苦悩する避難者の実態が、支援団体による調査で明らかになった。経済的に困窮する女性、仕事や行き場を失った男性。いじめが原因でうつ病に苦しむ青年。そして賠償金を巡る争い…。見えてきたのは、偏見や差別により分断され孤立を深める人々の姿だ。調査チームは「避難者の窮状もコロナ危機の被害も、社会的構造の問題だ」と指摘。いま“原発事故避難者”が問いかけるものとは?
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政府が推進強化を打ち出した再生可能エネルギー。二酸化炭素排出を抑える上、非常時のエネルギー確保にもつながると期待されている。福島ではいち早く事業に着手。地熱発電による町おこしで成功した土湯温泉。太陽光発電で災害に強い町づくりを目指す喜多方。飯舘村では住民が中心となり農業再生も視野に入れた模索が続く。しかし今、国の制度が壁となり小規模事業者は窮地に立たされている。再エネに未来を託す人々の10年の記録