篤姫
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- 毎週日曜 午前11時30分~<全50回>BS4K
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この番組について
激動の幕末、薩摩藩島津家の1万石の分家に生まれながら、徳川十三代将軍の正室になる篤姫。夫・家定の死後は出家して天璋院となり、自らの信念を貫き、江戸城無血開城に大きな役割を果たした“薩摩おごじょ”の波乱万丈の生涯を描いた。 【原作】 宮尾登美子 『天璋院篤姫』より 【脚本】 田渕久美子 【音楽】 吉俣良 【語り】 奈良岡朋子 【初回放送】 2008年1月6日から12月14日 大河ドラマとして放送[連続50回] 毎週日曜 夜8時 総合
出演者・キャストほか
天璋院(於一・篤姫) (宮﨑あおい)
薩摩・今和泉島津家に生まれ、島津斉彬に見込まれ養女となる。将軍家御台所候補として教育を施された後、13代将軍・家定と結婚する。家定の死後は天璋院と号する。
肝付尚五郎(小松帯刀) (永山瑛太)
喜入領主・肝付家の3男。於一(篤姫)は初恋の人。島津斉彬の奥小姓から昇進を重ね島津家の家老となる。西郷隆盛や大久保利通とともに国事に奔走した。
徳川家定(家祥) (堺 雅人)
徳川13代将軍。幕府には国難に対処する力がもはや無いと諦観。政務を老中に任せ奇行を繰り返すが、正直な気持ちをぶつけてくる3人目の妻・篤姫に心を開いていく。
西郷吉之助(隆盛) (小澤征悦)
薩摩藩の下級藩士の出自で、島津斉彬に見いだされその側近となる。藩の指導者となると倒幕の意を強め、薩長同盟を締結。明治維新の立て役者の一人。
大久保正助(利通) (原田泰造)
薩摩藩の下級藩士の家に生まれる。島津久光のもと公武合体を推進し、その後倒幕に転じ王政復古を実現させる。新政府では参議となり政務を執る。
幾島 (松坂慶子)
京の近衛家に仕えていたが、篤姫を島津家一の姫として教育してほしいと頼まれ薩摩に赴く。厳しくも常に寄り添い尽くす幾島に、篤姫は絶大な信頼を寄せ、江戸城大奥に入ってからは無二の親友となる。
滝山 (稲森いずみ)
将軍家定、家茂、慶喜の3代にわたり1000人を超える大奥女中の総取り締まり務める。幾島とは何かにつけて対立するが、やがて篤姫には共感を覚え討幕運動が激化する中、ふたりは同志の絆で結ばれていく。
坂本龍馬 (玉木 宏)
土佐藩の郷士の家の次男。脱藩して諸国遊歴ののち勝海舟の門に入り、その右腕となる。後に薩摩藩に身を寄せ、小松帯刀や西郷吉之助と交流。長州の桂小五郎とも親交を深め、薩長同盟を成立させる。
和宮 (堀北真希)
孝明天皇の異母妹。有栖川宮熾仁と婚約していたが、公武合体をもくろむ幕府の政略により17歳で家茂に嫁ぐ。家茂の死後、天璋院とともに徳川家の存続に尽力する。
徳川家茂(慶福) (松田翔太)
紀伊藩主・徳川斉順の長男。家定の後嗣に選定され、14代将軍となる。天璋院を母と慕い、和宮とも仲良く暮らし、気遣いを忘れない温厚で鋭敏な性格は幕臣たちからも好かれる。
島津斉彬 (高橋英樹)
薩摩藩主。その人格と見識は名高く幕府の信任も厚かった。於一に天賦の才を見いだして養女にし、御台所として大奥に送り込み、また刑事維新を支えた英傑を抜擢するなど、日本の運命を変えたともいえる人物。
勝 海舟 (北大路欣也)
江戸の旗本の家に生まれる。西洋兵術を学び海軍の軍艦奉行とな利、坂本龍馬を育てる。江戸城無血開城に貢献し、維新後も天璋院を陰で支え続ける。