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「伝説の古陶 よみがえる技 〜長崎現川焼(うつつがわやき)〜」

初回放送日:2021年5月9日

幻の器といわれ、200年間その製法が不明だった長崎・現川焼。昭和の半ば、その秘密が解明されたが、現在手がける職人はたった2人。他の陶器には見られない魅力に迫る。 かつて幻の器といわれた、長崎の現川焼。江戸時代のほんのわずかな期間だけ製作され、その後こつ然と姿を消したからだ。「刷毛目」と呼ばれる文様が特徴だが、どのようにしてこの文様をつけたのか、まったく謎だった。200年後、ついに技法が解明されたが、再興された現川焼を手がける職人は、現在わずかに2人。それぞれの工房を訪ね、独特の刷毛目をつける過程を紹介。その深い味わいに迫るリサーチャーは、三倉茉奈さん。

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