(145)「夢にみた演奏会」

    昭和21年4月。桜子(宮﨑あおい)はめでたく達彦(福士誠治)と結婚式を挙げる。笛子(寺島しのぶ)、冬吾(西島秀俊)、磯(室井滋)らも祝いに駆けつける。達彦は、戦争で死にそうになったとき「愛の夢」のピアノのメロディーが聞こえてきて、桜子ともう一度連弾したいと祈って命が助かったと告白する。その晩、2人が結ばれたことに感激した徳治郎(八名信夫)は、有森家にあるピアノにもたれながら、静かに息を引き取る。