「人生100年時代。大人になっても学びたい!」
海に流れ出たマイクロプラスチックの35%は、洗濯したときに化学繊維(合成繊維)の服から剥がれ落ちたものと言われています。人体への影響は、今のところ明らかになっていませんが、血液や胎盤から見つかったという報告もあり懸念する声もあります。服の大量廃棄では、毎日880万着が市場に出て、毎日480万着が捨てられ課題となっています。解決策として、リデュース(発生抑制)リユース(再使用)が求められいます。
文化遺産に登録の決め手となったお雑煮。常陸太田市の豆腐雑煮、福井県若桜地域の黒佐藤雑煮、香川県のあん餅雑煮など甘めのお雑煮を紹介。京都祇園老舗料亭の店主は、日本の食文化を守るたに文化遺産登録に奔走した。年中行事と深い関わりのある和食は平安時代から、料理にもてなしの心を込める懐石料理の伝統は安土桃山時代から受け継がれている。東京の伝統野菜、千住ネギ、立川のうどを使った桃の節句を祝う料理を実演調理。
戦時下取り締まられたブルースやジャズとは?ジャズのビッグバンドによる生演奏を交え、その歴史を解き明かします。服部良一は、どうやってジャズのセンスを身に付けていったのか?良一は最先端のジャズの町大阪道頓堀で青年時代を過ごしましたが、そこには関東大震災で行き場を失ったミュージシャンたちが押し寄せて来ていたのです。良一は、終戦後シングルマザーとなった笠置シヅ子のために「東京ブギウギ」を作曲しました。
北斎は、日本画の狩野派、江戸琳派で学び、さらに中国から伝わった花鳥画や西洋の遠近法などの表現方法も身に着けた。北斎の浮世絵は、印象派モネやゴーギャンの絵だけでなく建築家フランク・ロイド・ライトや作曲家ドビュッシー、工芸家エミール・ガレなどの作品にも影響を与えた。一方、娘応為の陰影をグラデーションで描く技法は、光と影の魔術師レンブラントに例えられる。晩年の北斎は応為に支えられ多くの名作を生んだ。
百数十年で100万人に上る大都市になった江戸。家康からまちづくりを託されたのは意外な人たち。三河一向一揆で一揆側につき家康と戦った人物や、家康のために菓子を作る菓子司だった家臣だった。家康はどんな観点で人選を行ったのか?江戸城には真っ白な天守閣があった!家康が築城に込めたメッセージとは?木村多江編集長が「まちづくり四天王」とした人物をクローズアップ、直木賞作家、門井慶喜さんを迎え真相に迫ります。
2022年に公開され大ヒットしたインド映画「RRR」映画の舞台となったイギリス植民地時代の過酷な歴史を振り返ります。また、インド映画は、各地に制作拠点がありボリウッド、コリウッド、トリウッドなどと呼ばれ、それぞれ違った言語で制作されています。本日のカフェタイムの食事は、ベジカレー、インドではお肉を使ったカレーはあまり食べられていません。ベジタリアンが多い背景にはカースト制度が深く関係しているという
道路に描かれた絵が立体に見える道路標識。ビルに現れた飛び出す猫の広告。オランダの版画家エッシャーが描く「だまし絵」。数々の錯視アート作品。なせ錯覚は起きるのか?特殊な環境で撮影された写真の被写体は、見る人によって違った色に見えます。さらに、眼鏡を使ってもぼんやりとしか見えない弱視の人のための新製品を紹介、初めて見える世界に出会った人のドキュメントも。不思議な不思議な視覚・錯視の世界を伝えます。
2021年のG7サミットでは、2030年までに30%以上の自然を保存し、生物多様性の損失を食い止めようとの約束がなされました。牧野富太郎が残した植物標本には多くの絶滅危惧種があります。池田鉄洋さんが標本作りに挑戦し、植物の生きざまをそのまま残そうとした牧野の世界に迫ります。今牧野の精神を引き継いだ植物園、市民ネットワークは、日本や世界の生態系、生物多様性を保存するために積極的に活動を続けています。
シェイクスピアの戯曲「ヘンリー8世」にも取り上げられたエリザベス1世はスペイン無敵艦隊を破り東インド会社を設立。ビクトリア女王は産業革命後アヘン戦争、クリミア戦争などにかかわり「戦う女王」として君臨、王室御用達で自国製品を保証し、経済を活性化させ大英帝国を築いた。エリザベス2世はアパルトヘイトを撤廃させ、アイルランド紛争の解決に道筋をつける名スピーチを行った。ビートルズはラブソングで彼女を称えた。
「人生100年時代。大人になっても学びたい!」をキャチフレーズとして、学校で習った知識をアップデートしていきます。今回は「鎖国~家康の決断~」大河ドラマで盛り上がる徳川家康と鎖国についての関わりを学び直していきます。「実は家康は開国主義者だった」という仮説をもとに、家康が幅広く海外と交易を行ったことや、イギリス人三浦按針の功績、関ヶ原の戦いで東軍の勝利にも影響を与えた細川ガラシャについて紹介します