浮世絵EDO-LIFE 福袋

浮世絵の世界をのぞいてみれば、江戸の暮らしが見えてくる！

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「幕末クライシス〜来襲!コレラと大災害〜」

初回放送日：2020年5月30日

浮世絵の世界をのぞくと、江戸のリアルな暮らしが見えてくる！幕末、街を感染症、地震、台風が襲った。新型コロナウイルスに揺れる今、江戸っ子の逆境の乗り切り方を探る。 幕末の江戸を襲った感染症のコレラ。その猛威で、３～４万人もの死者が出たといわれる。当時、江戸っ子は、立て続けに大きな災害に襲われていた。直下型の大地震。その翌年に台風による大洪水。その２年後にコレラが来襲。正に「幕末クライシス」だ。江戸っ子は、どう立ち向かったのか？危機の最中に多くの浮世絵が描かれていた。そこからは、悲惨な実態に加え、町人同士の支え合い。江戸っ子の負けん気とユーモアが見えてくる。

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ギャラリー

  • 感染症のコレラを表した怪物、頭が虎（コ）で、体は狼（ロ）、睾丸（こうがん）が狸（リ）。当時コレラは「コロリ」とも呼ばれた。病気にかかると２、３日でコロリと亡くなる人が多かったからだ。（※明治時代の絵）

  • コレラにかかり、ぐったりとした若い患者に、母親らしき女性が薬を飲ませている。予防・治療の情報も書かれている。コレラ流行後、幕府は予防・治療法についての御触書（おふれがき）を出した。

  • コレラがまん延した後に登場した浮世絵。画題は「魚・水軍」対「野菜・果物軍」。この絵から、当時、何は食べてよく、何は悪いとされたのかが読み解けるという。一体どういうこと？

  • 安政の大地震で江戸は壊滅状態。地震直後から大いに売れた浮世絵が「なまず絵」だ。「地震の犯人」とされたなまずが、面白おかしく描かかれている。