DVDプレーヤーボウリング:魔の超特急「0系」(Dンソー)

NHK
2022年4月28日 午後5:18 公開

「魔の超特急「0系」」

自動車産業界の影の番長「Dンソー」が生み出したモンスターマシン「魔の超特急『0系』」。

DVDプレーヤーを魔改造し、ディスクを投げて25メートル先のピンを最も多く倒したチームが優勝する「DVDプレーヤーボウリング」。魔改造の夜の中でもトップレベルの難競技に挑む。

▼生贄(いけにえ)はコレだ!

DVDプレーヤーはイジェクトボタンを押してディスクを取り出すシンプル仕様。当然、ディスクが勢いよく飛んでいったりなどしない。

▼チームによる魔改造モンスターのお披露目

遊びのない、シンプルな機構に特化したデザイン。ブルーのローラーが0系新幹線のシンボルでもある青帯を思い出させる。

  • 初速 80km

  • 回転数 3000(毎分)

▼「DVDプレーヤーボウリング」ルール

  • 試技は2フレーム(各2投まで)

  • ストライク2回だと30点

  • 5分以内にスタンバイを終えないとファール

  • 映像と音声を30秒以上再生してから、ディスクを投げる

  • 2投目は、3分以内にスタンバイ

  • 失敗しても構わない

シンプル重視、ローラーの機構に持てる技術を注ぎ込む

エンジニアの実力を競う技能五輪のメダリスト揃いのDンソーチーム。彼らが選んだのは、王道かつ鉄板ともいえる魔改造。さまざまな問題に直面するが、ベテランのサポートも得ながら的中率を高めていく。

▼まずは、ディスクを飛ばすためのイメージをつくる

▼グラインダーを使ってディスクを飛ばしてみる

▼ほかにも様々な方法を試す(パチンコ方式、遠心力方式…)

▼もっとも手ごたえがあったのは、上下のローラーで挟む方法

▼25メートルのコースをつくり、実際に飛ばしてみる

▼4本のピンを倒すことに成功!

▼いよいよ本番機の設計にとりかかる

▼速さの違うローラーを使った二段加速を考案

▼マシンの要となるのは長さ40センチのガイドレール

▼ディスクを挟む隙間の幅と高さは、0.5ミリに設定

▼発射角度も調整可能に

▼自信を持って挑んだテストスローだったが…

▼ピンまでまったく届かない。回転がかかっていない…

▼ベテランのアドバイス。幅の広いローラーが、ディスクを押さえすぎているのでは…

▼ローラーを傾けて、面ではなく点で当たるように調整

▼さらに、二段だったローラー式を、調整のしやすい一段にする

▼ディスクを挟む隙間の幅と高さも、紙1枚0.1ミリの隙間に調整する

▼軌道の修正を重ね、的中率はついに、7割に高まっていく

▼新幹線を理想のイメージとしたモンスター「魔の超特急『0系』」誕生

いざ本番!