「魔の超特急「0系」」
自動車産業界の影の番長「Dンソー」が生み出したモンスターマシン「魔の超特急『0系』」。
DVDプレーヤーを魔改造し、ディスクを投げて25メートル先のピンを最も多く倒したチームが優勝する「DVDプレーヤーボウリング」。魔改造の夜の中でもトップレベルの難競技に挑む。
▼生贄(いけにえ)はコレだ!
DVDプレーヤーはイジェクトボタンを押してディスクを取り出すシンプル仕様。当然、ディスクが勢いよく飛んでいったりなどしない。
▼チームによる魔改造モンスターのお披露目
遊びのない、シンプルな機構に特化したデザイン。ブルーのローラーが0系新幹線のシンボルでもある青帯を思い出させる。
初速 80km
回転数 3000(毎分)
▼「DVDプレーヤーボウリング」ルール
試技は2フレーム(各2投まで)
ストライク2回だと30点
5分以内にスタンバイを終えないとファール
映像と音声を30秒以上再生してから、ディスクを投げる
2投目は、3分以内にスタンバイ
失敗しても構わない
シンプル重視、ローラーの機構に持てる技術を注ぎ込む
エンジニアの実力を競う技能五輪のメダリスト揃いのDンソーチーム。彼らが選んだのは、王道かつ鉄板ともいえる魔改造。さまざまな問題に直面するが、ベテランのサポートも得ながら的中率を高めていく。
▼まずは、ディスクを飛ばすためのイメージをつくる
▼グラインダーを使ってディスクを飛ばしてみる
▼ほかにも様々な方法を試す(パチンコ方式、遠心力方式…)
▼もっとも手ごたえがあったのは、上下のローラーで挟む方法
▼25メートルのコースをつくり、実際に飛ばしてみる
▼4本のピンを倒すことに成功!
▼いよいよ本番機の設計にとりかかる
▼速さの違うローラーを使った二段加速を考案
▼マシンの要となるのは長さ40センチのガイドレール
▼ディスクを挟む隙間の幅と高さは、0.5ミリに設定
▼発射角度も調整可能に
▼自信を持って挑んだテストスローだったが…
▼ピンまでまったく届かない。回転がかかっていない…
▼ベテランのアドバイス。幅の広いローラーが、ディスクを押さえすぎているのでは…
▼ローラーを傾けて、面ではなく点で当たるように調整
▼さらに、二段だったローラー式を、調整のしやすい一段にする
▼ディスクを挟む隙間の幅と高さも、紙1枚0.1ミリの隙間に調整する
▼軌道の修正を重ね、的中率はついに、7割に高まっていく
▼新幹線を理想のイメージとしたモンスター「魔の超特急『0系』」誕生
いざ本番!