「ブーブー旋風鬼」
金属加工のプロ集団で独自商品の一貫生産もする町工場「Nットー」が生み出したモンスターマシン「ブーブー旋風鬼」。
扇風機を魔改造し、速さを競う「扇風機50m走」。25メートル走った後にターンして戻ってくるという難題に挑む。
▼チームによる魔改造モンスターのお披露目
▼「扇風機50m走」ルール
この“魔改造”に全力で取り組んで、困難な時代に道を切り開いていく 様々なアイデアが…
- モーターではなくエンジンで動かす
- 1分間に1万7,000回転
- 厚さわずか2ミリのアルミニウムを切り出し、金属部品を制作
- 車体の下にブレーキを取り付け、コースに押し付けて減速する
▼生贄(いけにえ)はコレだ! 今回のお題が扇風機だと明らかに…
▼どのように走らせるのか、アイデア出しが続く
▼工場内で、モンスター用の精密な部品が金属加工で作られていく
▼全体設計も進み、いよいよ形に。動力をどうするか…
エンジンを選択したことの難しさ
Nットーは、エンジンにこだわった。モーターは電気で動き力が安定、一方、エンジンは燃料を燃やして動くため、均一に燃やして火力を一定に制御するのが至難の業。
エンジンは一発でかけるのも難しく、失敗すれば失格になってしまう…
▼点火時の燃料量の調整も難しくデメリットだらけ。しかし「音とパワー」に魅せられた…
Nットーの戦略
- 羽根が回るとセンサーが反応し、電気系統にスイッチが入る。
- 足元のセンサーがマーカーを検知したらブレーキをかけながら首を振り、フルスロットルで折り返す。
▼様々な調整を繰り返して、ついに本番に登場
爆音を轟かせて、どんな走りをみせたのか