「魔獣キングスパニエル」
自動車メーカーの巨人「T社」が生み出したモンスターマシン「魔獣キングスパニエル」。
歩く子犬のオモチャを魔改造し、25メートルの直線をいかに速く走るかを競う「ワンちゃん25M走」に挑む。
▼生贄(いけにえ)はコレだ! 元のおもちゃのワンちゃんは、8秒かけて27cm歩くゆっくりスピード
▼チームによる魔改造モンスターのお披露目。特異なその姿に一同騒然となる…
▼「ワンちゃん25M走」ルール
コースの幅は30センチ、高さ3センチの壁で仕切られている
顔が4つの魔獣はどのように誕生したのか…
ワンちゃんの足の構造を根本から考え直した結果、回転運動を重視した構造で勝負することに。目標は25メートルを2秒! 猛スピードでの走行を目指すも、飛び跳ねるだけで前進せず… 試行錯誤が続く。
T社エンジニアたちの1か月半の日々の中で「魔獣キングスパニエル」が誕生していく…
▼オリジナルの構造では、出せるスピードの限界があった
▼工作室で「犬コンペ」を開催、様々なアイデアが披露される
▼9頭の初期モンスターが生まれていた
▼足の構造を根本から考え直し、猛スピードを目指すが…
▼走らせてみると、想像以上に遅かったり…
▼昆虫のような足を持つモンスターも。しかし構造が複雑すぎると採用断念
▼回転運動を重視した案を採用。目標タイムは25メートル何秒にするか?
▼後ろ足につけたのは、義足ランナーのようなブレード
そして、顔を4つ持つ「魔獣キングスパニエル」が生まれていく。
▼飛び跳ねるばかりでスピードが出ず、コースアウトのリスクも高まる
▼本番当日まで試行錯誤を重ね、考え出された策は…重心を低く保つための極太しっぽ
▼しっぽが重りとなり重心を低く保ち、飛び跳ねてコースアウトしてしまうことを防ぐ
▼型破りなモンスター「魔獣キングスパニエル」がついに誕生
T社エンジニア・原田は「試作も含め4頭のスパニエルを提供してもらったので、みんなを走らせてあげたかった」と語る。魔が降臨したのは、彼らだったのか…。
いざ本番!