「森の格闘家 クマごろう」
宇宙産業を支える町工場「Y精密」が生み出したモンスターマシン「森の格闘家 クマごろう」。
クマちゃんのおもちゃを魔改造し、50枚の瓦を最も多く割ったチームが優勝する「クマちゃん瓦割り」。太鼓を演奏する機能は残したまま高く積み上げられた瓦を割る。ボディとの一体感やデザイン性も重要視される競技に挑む。
▼生贄(いけにえ)はコレだ!
元のクマちゃんのおもちゃはスイッチを入れると笛を吹きながら太鼓を叩くが、当然、瓦を叩いても割ることはできない。
▼チームによる魔改造モンスターのお披露目
丸太から伸びているのは、1.8メートルもの長さがある右腕。巨大化した腕と小さなクマちゃんの対比が何ともシュールだが、その頭には安全帽が被せられており、メンバーによる優しい気遣いが感じられる。
▼「クマちゃん瓦割り」ルール
試技は1回
より多く瓦を割ったチームの勝利
太鼓を演奏すること
改造費は試作を含め5万円以内
失敗しても構わない
▼瓦の枚数は50枚(積み上げることができる枚数の限度)
クマちゃんらしさを残しつつ、豪快な動きと打撃力で勝負に出る
かわいいクマちゃんの元の姿を大切にしつつ、人をワクワクさせるような動きとビジュアルで瓦を割ることにこだわる。巨大な腕を引き上げるために使うのが、宇宙服に使わている強い糸。独自のツールを駆使しつつ、ものづくりの基本は忘れない。
▼瓦を割る動きのイメージをプレゼンする佐藤リーダー
▼しかし、社長や先輩から次々厳しいダメ出しをもらう
▼くじけることなく、何度も設計をやり直す
モンスターに魔改造しても、クマちゃんらしさは残したい…
▼夜会まで1週間。いよいよ、各パーツの製作が始まる
▼36キロの肉球部分となる鉄の塊は、2日かけて中央部分を削り穴をあける
▼腕となる鉄パイプとドッキング
▼1.8メートルもの右腕が、徐々に形になっていく
▼クマ用ヘルメットも作り、クマちゃんの安全を守る
▼海賊漫画の主人公のようなモンスター「森の格闘家 クマごろう」誕生
いざ本番!