「RC90V(アールシークマブイ)」
世界のモビリティ企業「H技研」が生み出したモンスターマシン「RC90V(アールシークマブイ)」。
クマちゃんのおもちゃを魔改造し、50枚の瓦を最も多く割ったチームが優勝する「クマちゃん瓦割り」。太鼓を演奏する機能は残したまま高く積み上げられた瓦を割る。ボディとの一体感やデザイン性も重要視される競技に挑む。
▼生贄(いけにえ)はコレだ!
元のクマちゃんのおもちゃはスイッチを入れると笛を吹きながら太鼓を叩くが、当然、瓦を叩いても割ることはできない。
▼チームによる魔改造モンスターのお披露目
よく見ると顔の中に顔が埋め込まれたような、何ともショッキングなデザインにざわめく会場内。さらに、巨大な手刀が不気味な威圧感を漂わせている…
▼「クマちゃん瓦割り」ルール
試技は1回
より多く瓦を割ったチームの勝利
太鼓を演奏すること
改造費は試作を含め5万円以内
失敗しても構わない
▼瓦の枚数は50枚(積み上げることができる枚数の限度)
巨大な手刀を垂直に上げて落とすギロチン方式で、完璧な瓦割りを目指す
まず、瓦を割るのに必要なエネルギーを計測。手の形もデータ分析などして導き出したのは、100キロの手刀を3.5メートルの高さから落とすという大胆な構想。ところが、設計通りにはいかず、たびたびアクシデントに直面… しかし失敗を恐れることなくチャレンジを続けていく。
▼まず初めに取りかかったのは「瓦割り」の高速度計測
▼必要とされる手の重さと、落とす高さをデータから割り出す
▼巨大な重い手を、どうやって持ち上げるか… 悩むトップエンジニアたち
▼遅れて参加した杉浦のアイデアにより、希望の光が射し込む
杉浦は世界最高峰のバイクレースでエンジン設計を担う、超一流エンジニア。
ネジとナットを組み合わせる構造だと、100キロを上げることが可能だという。
▼チームみんなが、思わず拍手する
▼瓦を割る手刀の厚みと幅を決める
▼夜会前夜、全てのパーツが揃う
▼しかし、モーターのパワーが足りないのか 全く動かない…
▼本番に向けて、動力を変更
▼巨大チョップ型モンスター「RC90V(アールシークマブイ)」誕生
いざ本番!