今年で６２回目を迎えた外国人による日本語弁論大会。５月に佐賀市で開かれた大会には、１０か国から１２名が出場した。彼らの日本語によるスピーチと日々の活動を追いながら、それぞれの物語に迫る。
今年５月、外国人による日本語弁論大会が佐賀市で開かれ、１２名が日本について熱く語った。出場者のスピーチと日本での暮らしを紹介しながら、彼らの思いに迫る。 今回の弁論大会には、多様な背景を持つ人たちが出場した。東日本大震災の被災地・大船渡市で、追悼の歌を通して地元合唱団との絆を深めたアメリカの男性や、ひとりの日本人女性との出会いをきっかけに生き方が変わったというマレーシアの女性、北朝鮮での体験をインターネットで発信する男性など、スピーチや日々の暮らしから、それぞれの物語を伝える。