終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」
2023年8月29日(火) 更新
この番組について
太平洋戦争末期に行われた「生体解剖」。命を救うはずの医師が犯した恐ろしい罪とその裏に隠された真相。死刑判決を受けて自分自身と向き合う医師と、その判決に異議を唱え、公正な裁きを求めて奔走する妻。苦悩の果てにたどりついたありのままの真実とはいったい何なのか? 人間の狂気と正気を描き出すヒューマンサスペンス! <あらすじ> 1945年5月。西部帝国大学医学部の助教授・鳥居太一(妻夫木 聡)は、教授の指示で米兵捕虜の手術を手伝うが、それは治療のためではなく実験手術であった。 教授に手術の中止を進言するが却下され、4回にわたる手術により8名の捕虜が死亡。戦後、この実験が明るみに出て、太一は占領軍に逮捕され裁判を受ける。戦犯として死刑判決を受けた太一は、凶行を止められなかった自分と向き合うことになる。 一方、妻・房子(蒼井 優)は、裁判の中でゆがめられた真実を明らかにし、事件の首謀者にされた夫を死刑から救おうと奔走する。 房子の必死の思いと、それぞれの罪を背負った死刑囚たちとの出会いによって、太一は目を背けていた本当の罪に気づいていく・・・ 【出演】 妻夫木 聡 蒼井 優 永山絢斗 鶴見辰吾 山西 惇 辻 萬長(「辻」は一点しんにょう) / 中原丈雄 若村麻由美 ほか 【作】 古川 健 【原案】 熊野以素「九州大学生体解剖事件70年目の真実」 【音楽】 小林洋平 【制作統括】 三鬼一希(名古屋局) 熊野律時(大阪局) 【演出】 田中 正(大阪局)
出演者・キャストほか
鳥居太一 (妻夫木聡)
鳥居房子 (蒼井優)
冬木克太 (永山絢斗)
石田幸三 (鶴見辰吾)
進藤直満 (山西惇)
鳥居一郎 (辻萬長)
岡島孝輔 (中原丈雄)
三浦清子 (若村麻由美)