推しプレ!「宇都宮でも浜松でもない、宮崎だ!ギョーザ日本一の街」

宮崎放送局 道上美璃
2022年7月22日 午後3:16 公開

各地のとっておきの話題をお届けする「推しプレ!」。

今回の担当は、宮崎放送局の道上美璃アナウンサー。道上アナウンサーが推すのは、宮崎県民のソウルフード「宮崎ギョーザ」です!

見逃し配信はこちらから 7月23日まで視聴できます

宮崎市は、総務省家計調査で去年1年間の1世帯あたりのギョーザ購入額が強敵の宇都宮・浜松をおさえて1位になりました。

県内のギョーザ専門店やラーメン店などが集まって協議会を立ち上げ、一層のPRに力をいれています。宮崎市中心部で行われたイベントには県内12のギョーザ店が集まり、5 日間で1万7000人以上が訪れました。 

訪れた人たちからは「うまい!」「外で餃子にビールでめっちゃ合う!」という声が。

宮崎はギョーザの材料の、豚肉やキャベツの産地ということもあり、県民にとってとても身近な食べ物なんです。 

ギョーザの専門店はいつも賑わっています。宮崎ではお店で食べるよりも、生のギョーザを持ち帰って、自宅で焼いて食べるのが一般的です。

デパートのお中元売り場にもギョーザ。ちょっとした手土産や、冠婚葬祭の場で食べることもあります。ギョーザ購入額はもともと多く、コロナ禍のすごもりで消費が増えたこともあり、日本一になったとみられています。

宮崎のギョーザは、バリエーションが豊富。ギョーザ専門店や食品会社などがさまざまなギョーザを提供していて、50種類以上もあります。見た目にも楽しめるカラフルなものや、特産の柑橘・へべすを入れたもの、チョコレートを使ったおやつ感覚のギョーザまで!

宮崎では以前からギョーザが親しまれていますが、「宮崎ギョーザ」と銘打つようになってからは、じつはまだ2年ほど。それまで明確な定義はありませんでした。そこで、ぎょうざ協議会は「地元の食材を使ったギョーザ」というポイントをウリにしていこうとしています。

しかし、課題がありました。

それは「キャベツ問題」、つまりキャベツをどう確保するかです。

宮崎ではギョーザにキャベツを使いますが、キャベツ栽培は涼しい気候が適していて、暑さが厳しい時期だけはどうしても地元産の確保が難しかったのです。

そこで協議会ではJAや農家と交渉。すると暑い時期用に冷蔵保存している、いわば秘蔵のキャベツを、宮崎ギョーザのためにわけてくれることになりました。これで、地元の食材を使った宮崎ギョーザがいつでも作れるように!

ギョーザ協議会の会長、渡辺愛香さんは「いろいろな方たちと協力して、ギョーザをとおして全国に宮崎の良さを伝えていきたい」と話していました。

もともと身近だったギョーザが思いがけず日本一に。それぞれのお店の特徴を残しつつも宮崎ギョーザを一言で表せる共通点を設けることが、ブランドイメージの確立につなげるポイントだと感じました。宮崎ギョーザは、まだ全国的に知名度が高くなく、発展途上。どのように広がっていくのか、今後も取材を続けていきたいと思います。

【宮崎放送局アナウンサー 道上美璃】福井県出身、2020年入局。学生時代、ギョーザを食べるために宇都宮に行くほどギョーザが大好き。入局とほぼ同時に宮崎ギョーザが台頭しはじめ、以降取材を続けています。いろいろな種類があるので、食べても食べても飽きません!

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