剣樹抄〜光圀公と俺〜
若き徳川光圀公が、父を殺された無宿の少年とともに、明暦の大火の火付け犯を追う!
2022年11月8日(火) 更新
(3)「兄の真意」
光圀(山本耕史)は兄・頼重(八嶋智人)と再会する。愛する兄であったが弟である自分が家督を継いでしまった事に申し訳なさを感じずにはいられない光圀だった。一方、了助(黒川想矢)から、明暦の大火の火付けの首領が氷ノ介(加藤シゲアキ)だと聞いた仏師・吽慶(石坂浩二)は、氷ノ介こそ自分の実の息子であると確信し、過去の親子の因縁を光圀に語り始める。吽慶は、悪の道に堕(お)ちた氷ノ介をわが手で成敗する決意だった