選「天草諸島 下島の海」

熊本県と鹿児島県にまたがって島々が連なる天草諸島。最も大きな島、下島(しもしま)の南部の海は暖かな対馬海流の影響を受け、90種以上のサンゴが群生する。そうしたサンゴの群落には色とりどりの魚やカニたちが集まる。一方、下島の北部、島原半島との間の早崎瀬戸は潮の流れが速い。その激流の海を200頭近くのミナミハンドウイルカが泳ぎ回る。初夏、天草諸島、下島の変化に富んだ海で輝く命の営みを見つめる。

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