カラフルな魔女の物語~角野栄子85歳の鎌倉暮らし
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- 角野栄子さんメッセージ&番組PR動画はこちら!2020年11月27日
- ナレーター伊藤沙莉さんへのインタビューはこちら!2020年11月27日
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「魔女の宅急便」で知られる作家・角野栄子さん85歳。日々の暮らしを生き生きと心地よく変える魔法とは?とびきりおしゃれな着こなしの裏には、驚きの工夫と秘密が! いつもカラフルなおしゃれが評判の角野栄子さん。実は着こなしのベースになるワンピースは全て同じ形。長年の試行錯誤の末、着やすく疲れず、老いたからこそ似合う色や形にたどり着いた。国際アンデルセン賞授賞式という晴れ舞台に選んだのも、なんと1万円ほどのジャージのワンピース。暮らしも物語も、「自分にとって心地いいもの」を独自のセンスで選んできた角野さん。着ることを通して人生を楽しむための「魔法」をひもとく。
この番組について
「魔女の宅急便」で知られる児童文学作家・角野栄子さん、85歳。「大好きないちご色」の家で鎌倉暮らしをしている。 老いや衰えさえも逆手にとって、毎日を心地よく、生き生きと変えるための「魔法」とは? 「暮らし」をテーマにした書き下ろしエッセイを交えながら、角野さんの合理的な生活アイディアや軽やかな発想、そこから物語が生まれてくるさまを描き出す。
出演 角野栄子 (児童文学作家)
東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。1959年から2年間ブラジルに滞在。70年その経験をもとに書いた「ルイジンニョ少年」で作家デビュー。「魔女の宅急便」「小さなおばけ」シリーズなど多くの作品を刊行。2018年「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞。
語り 伊藤沙莉 (俳優)
1994年千葉県生まれ。2003年9歳でドラマデビュー。 独特の個性と確かな演技力で作品にスパイス的な色を添える貴重な存在として、 「ひよっこ」「いいね!光源氏くん」「全裸監督」など多数の作品に出演。 2020年ギャラクシー賞テレビ部門個人賞、 東京ドラマアウォード2020で助演女優賞。
テーマ音楽 藤倉大 (作曲家)
1977年大阪生まれ。15歳で渡英、トリニティ音大などで作曲を学び、現在までロンドン在住。芸術選奨新人賞、2017年ベネチアビエンナーレ銀獅子賞など受賞多数。世界のオーケストラや歌劇場、演奏家から委嘱が殺到し、「世界で最も演奏されている作曲家の1人」と言われる。映画「蜜蜂と遠雷」のクライマックスとなる架空の課題曲「春と修羅」、2020年NHKでドラマ化もされたピアノ協奏曲第4番《Akiko's Piano》、新国立劇場で世界初演された最新作オペラ「アルマゲドンの夢」など幅広く活躍している。
出演 角野栄子 (児童文学作家)
東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。1959年から2年間ブラジルに滞在。70年その経験をもとに書いた「ルイジンニョ少年」で作家デビュー。「魔女の宅急便」「小さなおばけ」シリーズなど多くの作品を刊行。2018年「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞。
語り 伊藤沙莉 (俳優)
1994年千葉県生まれ。2003年9歳でドラマデビュー。 独特の個性と確かな演技力で作品にスパイス的な色を添える貴重な存在として、 「ひよっこ」「いいね!光源氏くん」「全裸監督」など多数の作品に出演。 2020年ギャラクシー賞テレビ部門個人賞、 東京ドラマアウォード2020で助演女優賞。
テーマ音楽 藤倉大 (作曲家)
1977年大阪生まれ。15歳で渡英、トリニティ音大などで作曲を学び、現在までロンドン在住。芸術選奨新人賞、2017年ベネチアビエンナーレ銀獅子賞など受賞多数。世界のオーケストラや歌劇場、演奏家から委嘱が殺到し、「世界で最も演奏されている作曲家の1人」と言われる。映画「蜜蜂と遠雷」のクライマックスとなる架空の課題曲「春と修羅」、2020年NHKでドラマ化もされたピアノ協奏曲第4番《Akiko's Piano》、新国立劇場で世界初演された最新作オペラ「アルマゲドンの夢」など幅広く活躍している。
ナレーター伊藤沙莉さんへのインタビューはこちら!
Q:伊藤さんは「魔女の宅急便」の大ファンで、二つ返事でナレーションを引き受けて下さったとか。
伊:とにかく大好きな作品なので、こういう形で関わらせてもらうことができて、本当に光栄です。 「魔女の宅急便」は最初は映画から入ったのですが、そのあと小学校の図書館にあるのを見つけて読みました。映画ではさらっと描かれているところも、本ではもっと深いところまで書かれていて、さらに好きになりました。 今回の番組を見て、「この人から生まれた作品なんだ!」という感動がありました。こういう感性でこういう感じ方をしている人じゃないと、あのセリフだったりあの風景だったりは書けなかっただろうな、ああいうテイストの作品は生まれなかっただろうな、と。「魔女の宅急便」が大好きな人はもちろん、まだ読んでいない人も、「この人から生まれる作品はどんなだろう?」と読んでみたくなると思います。
Q:26歳の伊藤さんからすると、85歳の角野さんの暮らしは遠くなかったですか?
伊:いや、とにかくかっこいいな、ああいうふうに暮らしたいなと思いましたね。やっぱり何かを生み出す人って、ご本人も魅力的な人なんだなってすごく思いました。 飛んでるトンビを見て会話を想像したり、「アリがこちょこちょ、っておしゃべりしてる」とか、角野さんにとっては目に入るもの全てがキャラクターになるんですよね。生きものについてもっとよく知ろうとしたり、命のないものにも命を吹き込んだりする。そういう癖がついていると毎日生活していてすごく楽しそう。ファッションやインテリアがカラフルというだけでなく、角野さんは心がカラフルなんだと思いました。
Q:特に印象に残っている言葉や場面などありますか?
「モノには物語がある」とか・・・。ふわっとお話されるなかに、いくつも名言があるという印象でした。 個人的には、お茶碗のかけらとかガラスのかけら(シーグラス)を海から拾ってきて、ガラス瓶にコレクションされているところとか、そういう発想は自分の頭の中には無かったけれど、ああいうふうに集めると可愛いんだなっていうのは発見でした。他人から見ればガラクタであっても、自分のセンスで選んだものならいいんだなと。
すごくワクワクする番組ですし、角野さんのカラフルな生活というかカラフルな人生を見るだけで楽しいです。その素敵さとか魅力が、いろんな人にもっと広まってほしいな、自分がかっこいいなとか素敵だなと思うものをナレーションにこめられたらいいな、と思いながら読みました。ぜひご覧ください!