初回放送日: 2022年6月12日
世界中のサーファーが集まる街ハレイワと、ワイキキのカラカウア通りが舞台。街への愛着から生まれた自作曲、日系4世のアイデンティティを刺激したウクレレ音楽…。 ウクレレから見えるハワイの日常。小さくて手にとりやすく、小学校の音楽の授業でも習うというウクレレ。思い思いに作曲し奏でる人も多い。ハワイ州の人口のおよそ4割がアジア系。日系人も12%を占める。明治元年に移住がはじまりおよそ150年。日系4世、5世…の時代となり、日本とハワイのアイデンティティを探すなか、ウクレレが心の安らぎとなる人も。どんな時代も、ウクレレは優しく響きわたる…。
カラカウア通り、アラモアナ・ビーチパーク、ハレイワ、街角で自由に演奏してもらう…。ジェイク・シマブクロに憧れる超絶技巧の大学生、優しい音色が響く。 日常のハワイが見える音楽ドキュメンタリー。フラの名曲を奏でる男性。この曲、実は葬儀でも演奏したそう。ハワイでは死後も幸せな場所にいると信じ音楽で祝うことも。学校が終わるとウクレレ練習に励む小学生。宿題もちゃんとやるという。自作曲を披露した女性。数年前にハワイを襲ったハリケーンの体験から「絆」の大切さを歌う。ジェイク・シマブクロに憧れてストリートで腕を磨く青年。ウクレレは夢と希望をはこぶ。
『街角ピアノ』のウクレレ版。おもちゃのように見えるウクレレ。ですが・・・その表現は実に多彩。街角で「自由に演奏してください。」と声をかけたら・・・優しい音色にのせて心が映し出される・・・