音楽の都、チェコ・プラハのマサリク駅に置かれた１台のピアノ。愛犬と散歩中のアメリカ人、仕事帰りの幼稚園園長…どんな思いで曲を弾いたのか、定点カメラで見つめる チェコ・プラハの鉄道駅で最も古いマサリク駅に置かれた１台のピアノ。街中に芸術的空間を作り出そうと、地元ＮＰＯが２０１２年に設置した。訪れた人々が、思い思いに音を紡いでいく。愛犬と散歩中のアメリカ人英語講師、将来は教師になりたいという中国からの留学生、仕事帰りの幼稚園園長、恋人と旅行を楽しむフィンランドの女性、そして若いころ傷害事件で服役した男性…。さまざまな人々が心のメロディーを奏でる。