映像の世紀バタフライエフェクト
2022年4月6日(水) 更新
- 1929年10月24日の「暗黒の木曜日」に始まったウォール街の株価大暴落は、多くの人々の人生を狂わせた。静止画は1929年の株式市場の様子。
- 暴落をいち早く見抜いた相場師ジョセフ・ケネディ。暴落前にすべての株を売り抜き、巨万の富を築いた。悪名も高かった相場師は、やがて大統領の父となる。
- 世界を襲った大恐慌で、多くの銀行が倒産、街には失業者があふれた。ニューヨークの中心セントラルパークには、家や財産を失った人々が集まり、小屋を建てて暮らした。恐慌を招いたフーバー大統領への恨みから「フーバー村」と呼ばれた。
- ミュージカルの基礎を作り上げ「ブロードウェイの父」と呼ばれた舞台演出家フローレンツ・ジーグフェルドは、一夜にして借金地獄へ転落した。
「大恐慌 欲望と破滅の1929年」
初回放送日: 2022年10月24日
1929年10月24日、ウォール街を突如襲った株価大暴落。「暗黒の木曜日」を皮切りに世界は大恐慌に陥り、多くの人生が狂わされた。「ブロードウェイの父」と呼ばれた演出家は破滅、全米に愛された天才作家フィッツジェラルドの人生も転落する。その一方、市場崩壊を見抜いた伝説的な相場師ジョセフ・ケネディはいち早く売り抜いて巨万の富を築き、やがて大統領の父となる。永遠の成長を信じた人々の欲望と破滅の物語。