「誰も知らない 日本の“枯れ葉剤”」

初回放送日: 2022年1月21日

九州の山林に埋められた化学物質…。ベトナム戦争で散布された化学兵器「枯れ葉剤」の原料の一部だ。なぜ、どのような理由で埋められたのか。50年目の真実に迫る。 ベトナム戦争で使用された枯れ葉剤。原料の一つ“2,4,5-T”(トリクロロフェノキシ酢酸)は、かつて国内で除草剤として利用されていた。それが、いま全国の国有林に埋められている。全国46か所の山林、その量は多いところで3900kg。激甚化する大雨災害の影響で、覆いとなるコンクリートが破損し、人体に影響が出る恐れも指摘されている。なぜ埋められたのか。製造、埋設の一部始終を取材した。

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