映像の世紀

(2)「大量殺戮の完成 〜塹壕の兵士たちはすさまじい兵器を見た〜」

初回放送日: 1995年4月15日

1914年に始まった第一次世界大戦は、その全貌が動く映像に記録された史上初めての戦争である。その映像からは、この大戦で20世紀の戦争のシステムが作られたことを語っている。戦車、空爆、毒ガス兵器、長距離砲、潜水艦など、国家が総力を挙げて開発した新兵器が登場する。「クリスマスには帰ってくる」と口々に言って、戦場に赴いた兵士たちは、狭い塹壕の中、大量殺りく兵器の前になすすべもなく命を落としていった。

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