モンゴル料理『ホルホグ』@モンゴル・ウランバートル

NHK
2023年10月13日 午後6:41 公開

羊の蒸し焼き料理「ホルホグ」は、モンゴルを代表する国民食。

かつて、モンゴル帝国は、今のロシア・中国を含むユーラシア大陸のほぼ全域を支配していました。そんなモンゴル人のパワーを支えたのが肉。

今でも多い人では、ひと月に、丸々一頭の羊を食べてしまうんだとか。

<ホルホグの作り方>

  • 材料:羊肉、じゃがいも、にんじん、タマネぎ、ネギ

※野菜はお好みでどんなものでも。ひと昔前までは、野菜はなく肉だけでした。

① 石を焼く

「ホルホグ」最大の特徴は、鍋に具材と一緒に「焼いた石」を入れ、内側からも火を通すこと。

番組では薪で石を焼いていたが、焼き方は何でもOK。フライパンでも大丈夫です。

Point1:平らな石を選ぶのがポイント。

焼いた石が肉に接着することで、焦げ目がつき、さらに美味しくなると言われています。

接着面を多くするため、できるだけ平たい石を使用するのがポイントです。

★ワンポイント情報

モンゴル帝国を築いたチンギスハンもこのホルホグを食べていました。遠征の際料理に時間をかけられないため、時短料理としてこの調理法が生まれたと言われています。

② 焼き石で蒸し焼きにする

鍋の中に、少量の水を入れ、羊肉と焼いた石を投入。

肉と石の接着点を増やすため、肉、石を交互に入れ、積み上げていくのがポイント。

味付けは塩のみ。

最後に、密閉するように鍋の中に野菜をしきつめ、蓋をし、30分程度、火をかけ蒸し焼きにしたら出来上がり。

※圧力鍋を使えば、さらに時短。15分程度で出来上がります。

★ワンポイント情報

ホルホグは馬のミルクを発酵させたモンゴルの伝統的な飲み物「アイラグ(馬乳酒)」と相性が抜群。

冬はマイナス30℃近くになるモンゴルでは野菜が育ちにくく肉中心の生活となっていました。

発酵させた乳製品は、そんな不足する栄養分を補うだけでなく、胃にたまった肉(脂)浄化してくれる食べ物として、モンゴル人の間では親しまれてきました。

馬乳酒は日本ではなかなか手に入らないので、ヨーグルトやカルピスなど、同じ発酵させた乳製品と一緒にお試しあれ!