「山くじらって?!広重“名所江戸百景 びくにはし雪中”」

初回放送日：2020年1月22日

浮世絵の世界をのぞいてみれば、江戸のリアルな暮らしが見えてくる！「山くじら」「十三里」って何？寒い冬、江戸っ子たちの、おなかも心も満たしてくれるものとは？ しんしんと降り続く雪。一面の銀世界となった、江戸のお堀端。どこかさみしげな風景の中に、漂ってくるのは、おいしそうな食べ物のにおい…。「山くじら」に「十三里」。現代人にはピンとこない、これら看板が示すものに、江戸っ子たちは、じゅるりとよだれをたらしたかも。野良犬たちも我慢の限界！？現在の有楽町一丁目の橋のたもとに、かつてあった、町のホットなステーション。寒い冬、おなかも心も満たしてくれる場所だ。