毎日のごはん作りの悩みを解決する献立を、ほっとする映像で。
昭和52年3月28日の献立は「とりのからあげ」とあります。最近は唐揚げの専門店もたくさんできて、味のバリエーションも様々。今回は昔ながらのしょうゆ味で作ってみます。まずは鶏肉にしっかり下味をもみこむところから…。一緒に献立に記してあった「うなぎのザクザク」にも挑戦。いつも先の献立は決めずにその日に食べたいものを自分で作っていた貞子さん。この日は唐揚げもうなぎも食べたかったのかなぁ…。いただきます!
平成2年4月7日の献立より「グラタン」に挑戦。今日はホワイトソース作りからやってみることにします。まずは、バターで薄力粉を弱火で炒めるところから。ダマにならないようによ~く混ぜたら、一度火を止めて牛乳を加えて混ぜます。ふたたび中火にして、とろみがつくまでさらにまぜまぜ。ちょっと根気がいるけれど、ホワイトソースは作り置きでいろいろ活用できます。グラタンだけでなく、朝食用クロックマダムもご紹介します!
昭和58年3月7日の献立より。朝ごはんにはパンが多かった貞子さんですが、時々おかゆを食べていたようです。つくだ煮や漬物など、おかゆのお供もいろいろ工夫していました。お供のひとつ、たくあんを塩抜きして煮る「煮たくあん」にも挑戦してみました。こんぶや鷹の爪、お酒としょうゆでたくあんを煮てほどよいピリ辛加減に。飯島流アレンジ「ホタテと菜の花の洋風おかゆ」もご紹介。やさしい味であたらしい春を迎えましょうか
多忙な俳優業の傍ら兼業主婦として目まぐるしく家事をこなしていた沢村貞子さんが設けていたのが「デレンコ日」。何もかも忘れてな~んにもしない時間のことを「デレンコ日」と呼んで、身体も心も休めていました。今回はこれまで80回を超える番組の中から「デレンコ」する時間をひねり出す献立を一挙に紹介。 飯島奈美さんによるあまった食材での「もう一品」アレンジも! 慌ただしい年明けにもホッとする「デレンコ日」を!
昭和51年10月8日に日記には「松茸ごはん」とあります。昔から高価なため貞子さんも頻繁には食べていなかったようです。今回は飯島流アレンジを加えて「きのこごはん」に挑戦。しいたけとしめじにお酒と塩をまぶして軽くもむと、うーんいい香り!炊飯器に入れて炊き上がりを待ちます。すずきを霜降りにしてから水気をとってそぎ切り。あわせ酢と和えて「すすきののりずあえ」。ひらめのバタ焼きも一緒に、秋の味をどうぞ!
昭和51年10月11日の献立より。肌寒い季節に食べたくなるクリームスープ。にんじん、じゃがいも、たまねぎをバターで炒めて、白ワイン、ブイヨン、ローリエを加えてぐつぐつ。仕上げの牛乳とズッキーニ、トマト、えびも入って熱々に。玉ねぎとパセリのサラダは、ディルも足してオリーブオイルとマヨネーズ、アンチョビやケイパーでパンチを効かせてみました。貞子さんが好きだった鯛の「バタ焼き」も、お気に入りのお皿で!
昭和49年9月22日のおやつは「おはぎ」。毎年お彼岸の日は、母が作っていた姿を思い出し小豆を煮ておはぎを作るようになったという貞子さん。もち米は、研いでから30分ほど水を吸わせて炊飯器へ。炊き上がったお米をもちもちするまでついてほどよく丸めます。あんこで包んだ普通のものはもちろん、あんこをもち米で包んで、きな粉とくるみ、ほうじ茶パウダーをまぶしたアレンジおはぎ、ゆずピールを使ったおはぎもいかが。
昭和53年8月8日は「かき氷」。よく日記に登場して貞子さんが大好きだった「白玉入り氷あずき」を作ってみます。涼しげな氷コップにまずつぶあんを。その上に手回しでシャリシャリと氷を。そしてまたつぶあん。白みつもかけてまた氷を。一番上に白玉をアレンジして出来上がり! さらに氷バリエーションで、冷凍いちごを使って作るいちごミルク氷と、サングリア氷もご紹介。暑いのは大変だけど、氷が楽しめる夏はいいですね!
昭和55年7月21日の朝ごはんから「スパゲッティ風うどん」に挑戦。うどんを7分間ゆでている間に、ソースを2種類作ってみます。玉ねぎとベーコンに、にんにくを加えてオリーブオイルで炒めたもの。もうひとつは、こちらも玉ねぎとにんにく、トマトをほどよく切って火を通して、缶詰のオイルサーディンとケイパーを加えてみます。それぞれのソースにゆでたての麺を投入!さっとからめて出来上がり!麺のゆで加減はお好みで。
昭和48年7月20日の献立から。貞子さんの献立にはよく出てくるからし酢あえ。今日はとんかつ用の肩ロースといんげんを使ってみます。ロースもいんげんもさっと茹でて、程よいサイズにカット。からしと粒マスタード、ワインビネガーで作ったからし酢であえてみました。ツーンとさっぱり夏の味! 塩でもんで水で洗った枝豆を、さやのまましょうゆ味で煮たあずま煮も一緒に。ひやしとろろのおすましも加え、涼しい夏の献立です。
昭和63年5月30日の献立から「親子丼」。鶏のもも肉とたっぷりのたまねぎを使って、火が通ったところを卵でとじて、とろとろのうちにご飯の上に。おひたしは、日記に「中国」と書いてあったので空心菜をチョイスしました。さつま芋の甘煮は、輪切りにしたお芋を、砂糖、みりん、しょうゆ、塩を加えて、煮えたら火を止めて少し蒸らすのがコツ。とろろこぶのおすましには、うめぼしと、しょゆをひとたらし。いただきます!
平成元年5月11日のおやつは「プリン」。日記によると貞子さんのマネージャーの山崎さんがプリンを持ってきてくれたみたい。今日はカラメルからちゃんと作ってみます。グラニュー糖と水を中火にかけてきれいな茶色になるまでぐつぐつと。プリンカップに入れ固めます。たっぷりの卵と砂糖を溶いた中にバニラビーンズを加えた牛乳を入れてふきんでこしてカラメル入りのカップへ。蒸し焼きにしたあと冷蔵庫で冷やしたら完成です!
平成2年5月4日の“夕食、てぬき”として記されている献立に挑戦。貞子さんもお疲れの日には手をかけないですむ献立を考えていたよう…。まずはチキンスープ。皮に焼き目をつけた鶏の手羽元をぐつぐつと。かくし味にナンプラー、仕上げにはねぎをたっぷりと入れてみました。かにたまは卵多めで。炒めた長ねぎ、しいたけ、たけのこも加えます。さらに、うにとキュウリののり巻きも。“てぬき”と言いながら張り切っちゃいました。
貞子さんの日記の中から、仕事やおせちの準備で忙しかった大みそかの夕ご飯の献立を紹介する29分の特別編! お歳暮でもらったと思われるさいまき(クルマエビ)を使った海老天丼。たっぷりの野菜を煮込んだうどんすき。鮭の焼き漬け。チャーシューメンなどに挑戦します。 貞子さんが生まれた浅草の老舗包丁店では、三代目店主が研ぎ方の基本を伝授。 声の担当鈴木保奈美さんと料理担当飯島奈美さんのスペシャルトークも!
昭和57年1月1日の献立「おせち」より「二の重」の続きです。まずはこぶまき。貞子さんが好きだったさけを巻いてみることに。こんぶは、水に酒と酢を加えて柔らかくなるまで弱火で煮て準備。塩でもんで水で戻したかんぴょうを使って、ちょうどいい感じに結びます。かずのこは、シャキシャキ大根、納豆なども使って飯島流の新アレンジで挑戦。しいたけはもどし汁で煮て、砂糖、しょうゆで味付け。これで三が日を楽しめそう!
昭和57年1月1日の献立「おせち」より。貞子さんの「二の重」の材料に記されているのは「紅白かまぼこ、伊達まき、かずのこ、くわいのうま煮、れんこんの白煮、たたきごぼう、しいたけのうま煮、栗の渋皮煮、こぶまき」など。れんこんはしょうゆを使わず砂糖と塩で煮てみます。はんぺんと卵から作る伊達まきが焼けたら、ギザギザの鬼すだれでくるっと! いつもなぜかお客様に好評だったという「たたきごぼう」ってどんなもの?
昭和51年12月12日の献立は「にんじんのギリシャふう」。千切りにしたニンジンに塩をまぶして、しんなりしたら水気を切ります。「ギリシャふう」ということでヨーグルトソースを作ってみることに。ヨーグルトに、おろしにんにく・塩こしょう・オリーブオイルを加え、にんじんにからめて出来上がり! 衣に粉チーズを入れてふわっと作ったすずきのピカタ、具をたっぷり入れたポテトスープもギリシャふうになったかな…。
昭和48年12月6日は「よせ焼き、じねんじょ、みそ汁」。「よせ焼き」ってどんな感じかな? 具材として記されているのは、いか、めごち、きす、ほうれん草、ゆば、コンニャク、かまぼこ、麺など…。貞子さん、どうやら二日前のてんぷらの材料の残りを上手に使ったようなんです。炒めた具材に太麺を加えてしょう油で味付け。海鮮やきそばみたいな感じに作ってみました。じねんじょの代わりに山芋をすって作ったとろろも一緒に!
昭和49年11月27日の献立より。まずは「とりとじゃがいものふくめ煮」。たっぷりのだしでじゃがいもと鶏肉をぐつぐつ。味付けはみりんとしょうゆでシンプルに。日記に記された「はまちのぬた」は、かんぱちを使って挑戦してみました。酢みそにはフレンチマスタードを加えて飯島流にアレンジ。少し優しい辛さですかね…。ほうれん草のおひたしは、フライパンを使ってさっとゆでる作戦。しょうゆをかけた削り節とあえて完成。
昭和43年11月4日は「いもかきあげ」。献立に悩むといろいろなものを揚げていたという貞子さん。今回は季節の甘~いさつまいもを使った揚げ物に挑戦です。さいの目に切ったさつまいも、同じぐらいに切った海老と合わせてかきあげに!もう一種類、ハムとしいたけとも組み合わせてみました。少しゆるめの衣でじゅわっと揚がったら、パラりと塩でいただきます。 一味を加えてちょっとアレンジした「みそ玉ねぎ納豆」も一緒に。