ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート
お知らせ
- 生放送直前スペシャルも! Eテレ 1月1日午後6時50分から6時55分まで
この番組について
毎年恒例「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」。指揮は地元オーストリア出身のフランツ・ウェルザー・メスト。ニューイヤー初登場の曲を大胆に盛り込んだプログラムに注目です。現地ウィーンの特設スタジオには2021年ショパン国際ピアノコンクール第2位の反田恭平、2004年からウィーン・フィルのバイオリン奏者をつとめるヴィルフリート 和樹 ヘーデンボルクがゲスト出演。ニューイヤーコンサートやウィーンの街の魅力をたっぷり語ります。
管弦楽団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1842年に設立。黄金のホールと呼ばれるウィーン楽友協会大ホールを本拠地とする。 ニューイヤーコンサートはその前身となる1939年の特別演奏会以来、脈々と続けられ、放送により世界中で楽しむことができる。楽団員が見せるユーモアあふれるパフォーマンスもコンサートの魅力。
指揮 フランツ ウェルザー メスト
1960年、オーストリア・リンツ生まれ。ミュンヘン音楽大学で学ぶ。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1992~96年)、チューリヒ歌劇場(1995~2008年)などで指揮、ウィーン国立歌劇場では音楽総監督を務めた(2010年~2014年)。現在はクリーブランド管弦楽団音楽監督(2002年~)。 ニューイヤーコンサートには3回目の出演となる。今回、ウェルザー・メストが選んだのは1曲をのぞき全てがコンサート初登場のもの。埋もれていた名曲たちが、どう演奏されるか期待される。
ゲスト 反田恭平 (ピアニスト)
1994年生まれ。高校在学中に第81回日本音楽コンクール第1位。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院、F.ショパン国立音楽大学研究科などで研鑽を積み、2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて、半世紀ぶりの日本人最高位となる第2位を受賞。ピアニストとして世界各地で公演を行なうほか、自らオーケストラを創設し指揮活動も行なっている。
ゲスト ヘーデンボルク 和樹 (ウィーン・フィル バイオリン奏者)
1977年オーストリア・ウィーン生まれ。スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。6歳よりバイオリンを始める。1998年、モーツァルテウム国立音楽大学を最優秀の成績で修了(芸術学修士)。2001年、ウィーン市立音楽大学を首席で卒業。オーストリア青少年音楽コンクール第1位およびウィーン・フィルハーモニカー特別賞(1993年、オーストリア)、リッチ国際コンクール(1995年、ドイツ)1位受賞、タデウス・ヴロインスキー ソロ・バイオリン国際コンクール(1997年、ポーランド)1位受賞等。2004年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の正団員として活動。1998年にモーツァルテウム国立音楽大学およびオーストリア連邦省より叙勲された。 今年はニューイヤーコンサートの出演はお休みの年のため、スタジオゲストとして登場。
FM・解説 小宮正安 (西洋文化史研究家)
FM・ご案内 田中奈緒子 (フリーアナウンサー)
Eテレ・司会 赤木野々花 (NHKアナウンサー)