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    いよいよ放送局の試験が始まった。全国から定員の10倍の人数が集まり、元子(原日出子)は、同じ会場の受験生から「試験は受かるために受けるもの」と言われ、自分の覚悟の甘さを知る。筆記試験のさなか、桂木家では、トシ江(宮本信子)とキン(菅井きん)がやきもきし、夜は宗俊(津川雅彦)が輪をかけて落ち着かない。2次試験は音声試験だと聞くと、金太郎を呼んで、元子ののどを常磐津で鍛えようと言いだす。