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    元子(原日出子)は懸賞手記「私の八月十五日」の執筆を始める。終戦の日、玉音放送をめぐって、当時女子放送員だった元子たちは生命を賭けた。それは鮮烈な青春の思い出だった。しかし、さまざまな感情が湧きあがり筆が進まない。思いつめる元子に、正道(鹿賀丈史)は一番書きたいことだけを書けという。のぼる(有安多佳子)、恭子(小島りべか)、悦子(渡辺佐和子)たち同期女子放送員の証言も聞き、元子は再び書き始める。