本日も晴天なり
戦中、戦後の東京で自らの道を切り開く女性の自立を考えた作品。
2022年8月12日(金) 更新
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元子(原日出子)の回復は早かった。トシ江(宮本信子)もキン(菅井きん)も普段のように接して元子の気持ちを盛り上げる。恭子(小島りべか)も電話してきた。なんと、つわりがひどくて仕事ができないのぼるの代役で、アナウンサーのピンチヒッターにならないかというのだ。正道(鹿賀丈史)も、体さえ大丈夫ならと、後押ししてくれる。1年ぶりのマイク。そう思うだけで元子の胸には不安と喜びが渦巻いていた…。