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    圭子は元子(原日出子)から住み込みの働き口を紹介され、赤ん坊を連れてアパートから引っ越した。残った大介(木下浩之)は久しぶりに大原家に帰って来て、自分自身の戦後史を書き始めていた元子から甲斐甲斐しい世話を受ける。巳代子(小柳英理子)は祐介(赤塚真人)との別居状態を解消するようトシ江(宮本信子)に諭され、弘美(谷口美由紀)もトシ江から「かすがい」になってひと肌ぬいで頑張れと励まされる。