1977年
監督:ジョン・バダム
出演:ジョン・トラボルタ、カレン・リン・ゴーニイ
敬虔なカトリックであるイタリア系移民の一家に生まれたトニー(トラボルタ)は、大学に進学せずブルックリンの実家住まいだ。ペンキ屋の店員をしているが、将来性はほとんどない。そんなトニーの唯一の楽しみは、地元の仲間たちと週末のディスコに繰り出すことで、彼はそのダンスの上手さで「キング」ともてはやされている。
ある時トニーは、ディスコで見かけた女性ステファニー(ゴーニイ)に一目ぼれする。ステファニーはマンハッタンで働いており、ブルックリンで燻っているトニーを半ば見下している。そんなステファニーの姿を見て、トニーは自分を変えようと彼女をパートナーにしてダンスコンテストへの挑戦を決める。
ビージーズのサウンドトラックやポスターになったトラボルタの決めポーズと共に、ディスコブームの火付け役として知られる作品だが、改めて見るととてもシリアスなトーンで描かれたものであることに驚かされる。