『理由なき反抗』(Rebel Without a Cause)

ライター 高田秀樹
2022年4月20日 午後2:10 公開

1955年

監督:ニコラス・レイ
出演:ジェームズ・ディーン、ナタリー・ウッド、サル・ミネオ

17歳の高校生ジム(ディーン)は酔っぱらってケンカをしたとして、警察に連行される。そこにいたのは、夜遊びをしていたジュディ(ウッド)と子犬を撃ったというプレイトウ(ミネオ)。ジムが引っ越してきたことで、彼らは同じ高校の生徒となる。3人とも、大人たちへの言葉にできぬ不満を抱えている。
転校生のジムは、ジュディの遊び仲間で不良のバズから目をつけられる。トラブルは避けたいジムだったが、引くに引けない2人は「チキンレース」に挑む。その結果、不運な事故でバズは崖の底へ車ごと転落、亡くなってしまう。
ジムが警察に密告するのではと疑った不良少年たちは、彼を追いかける。ジムは、プレイトウが教えてくれた空き家に隠れるが、やってきた不良たちに絡まれたプレイトウは、彼らの一人を銃で撃ってしまう。
親たちは「大人になれば分かる」というが、青春時代は「今」以外見えないものだ。その焦燥を見事に表現したディーンは、本作の公開を見ることなく24歳の若さで亡くなった。