『赤い河』(Red River)

ライター 高田秀樹
2022年4月20日 午後2:10 公開

1948年

監督:ハワード・ホークス
出演:ジョン・ウェイン、モンゴメリー・クリフト、ジョアン・ドルー

1851年、カウボーイのトマス・ダンスン(ウェイン)は、牧場にうってつけの地を求め、グルートと2頭の牛を連れて幌馬車隊を離れる。途中、レッドリバーのほとりでインディアンに襲われてはぐれた少年マット(クリフト)に出会い、彼を連れていくことにする。
14年後、ダンスンの牧場は1万頭の牛を飼育するまでに成長した。マットも立派な青年となって、ダンスンを助けている。だが、南北戦争のあおりを受けて牛の価格は下落し、牧場経営は厳しかった。彼は市場を求めてミズーリへの大移動を決断する。
苦難続きの道中でカウボーイたちは疲弊。鉄道が通っているはずのアビリーンへ目的地を変更しようとの提案があるが、ダンスンは頑なにミズーリへ行くと言い張る。強権的なダンスンの態度にカウボーイたちは反発し、ついにマットはダンスンから離れる決断を下す。だが、ダンスンはマットへ復讐すべく追いかけるのだった。
西部劇のスター、ジョン・ウェインがカウボーイの意地と執念、そして最強の男もいつか若者に追い越されていく悲哀を体現している。