「“原発の看板”を背負い続けて 〜福島第一原発事故から11年〜」

初回放送日: 2022年11月3日

「原子力明るい未来のエネルギー」。考案した標語が町の看板になった少年の人生を見つめた物語。数々の批判を受けながらも、原発事故の現実を記録し、伝え続ける意味とは。 「原子力明るい未来のエネルギー」。原発との共存を象徴する看板が掲げられてきた福島県双葉町。標語を考えたのは当時小学6年生の少年だった。看板を誇りに生きてきたが、原発事故で人生は暗転。“原発推進の張本人”として批判を浴び続けた。「原発がもたらした現実から目を背けてはいけない」、男性は町の姿を記録し、自らの言葉で伝え続けている。いつか、明るい未来を描けるように-原発事故から11年、心の軌跡を見つめる。

出演者

  • 語り (和田聰宏)