アニメ「劇場版ごん」
いたずら好きのごんと、心の優しい兵十。ふたりをつなぐのは、真っ赤に咲いた彼岸花――
2023年8月29日(火) 更新
この番組について
人形アニメーション作家の八代健志が、新美南吉の児童文学「ごんぎつね」をコマ撮りアニメーション化した劇場用短編アニメ。 八代監督が脚本、アニメーション、人形・美術造形なども担当した。(2019年) いたずらばかりしている小ぎつねの、ごん。 ある日、兵十が川で獲ったウナギを、ごんはいたずら心で逃がしてしまう。それは病気の母に食べさせるための大事なウナギだった。 母が亡くなり落ち込む兵十をみて、ごんは償いをするのだが…… 監督・脚本・美術・木彫・アニメーション:八代健志 原作:新美南吉 制作:太陽企画/エクスプローラーズ ジャパン 声の出演:田中誠人(ごん)、入野自由(兵十)、國府田達也(加助)ほか
出演者・キャストほか
ごん (声:田中誠人)
ひとりぼっちの小ぎつね。いたずらばかりして村人を困らせている。小さい頃、母ぎつねと生き別れになったごんは、兵十の気持ちが痛いほどわかって──。 ごんから見た世界では二足歩行のキャラクターとして、人間から見た世界では四足歩行の獣の姿で描かれている。
兵十 (声:入野自由)
母とふたりで村に住んでいる青年。気弱で臆病な性格から猟が嫌い。亡き父親や加助から、常にその弱さを咎められてきた。自分でもどうにかしなければと思っている。
加助 (声:國府田達也)
近所の村人。兵十の父親と親しかった。若くして亡くなった友人の子、兵十を我が子のように気にかけている。兵十の気弱さを心配し、意識して厳しく接している。