透明なゆりかご
この番組について
20~30代の女性を中心に圧倒的な共感を呼んでいる、沖田×華さんの漫画作品をドラマ化。物語は幸せな出産ばかりでなく、中絶や死産といった産婦人科の“影”の部分にも向き合いながら、時に明るく、時に切なく、主人公たちの命への“祈り”にも似た想いをつむいでゆく。 【原作】 沖田×華 【脚本】 安達奈緒子 【音楽】 清水靖晃 【主題歌】 Chara 「せつないもの」 【初回放送】 2018年7月20日から9月21日 総合「ドラマ10」にて放送
出演者・キャストほか
青田アオイ (清原果耶)
主人公。高校の准看護学科に通う17歳。アルバイトの看護助手として由比産婦人科へやって来た。不器用でコミュニケーション下手なため、本人は「私は人の気持ちがよく分からない」と思っているが、独特の感受性と真っ直ぐな心根を持っている。
由比朋寛 (瀬戸康史)
由比産婦人科の院長。大学病院に勤めていたが、思うところあり30代半ばで開業した。一見淡々としており、厳しい言葉も口にするが、どの妊婦に対してもとことん丁寧に向き合う。
青田史香 (酒井若菜)
アオイの母。夫と離婚し、娘と二人暮らし。幼少のアオイは勉強ができず周囲にもなじめなかったため、厳しく接して来た。今でも娘とはどことなく距離感がある。仕事は保険外交員。
町田真知子 (マイコ)
沖縄出身の妊婦さん。明るく気さくな性格で、時にはアオイの相談相手になってあげることも。いよいよ分娩に臨んだ日、体調が急変する。
町田陽介 (葉山奨之)
真知子の夫で、塗装工をしている。優しい性格だが、ちょっと頼りないところがある。少しずつ、父親としての自覚を育んでいく。
望月紗也子 (水川あさみ)
アオイの指導につく先輩看護師。厳しいところもあるが頼りになる存在で、内心は温かい目でアオイを見守っている。結婚しているが、自身が子どもを持つかどうかは悩んでいる。
榊実江 (原田美枝子)
ベテランの看護師長。何が起きようとも穏やかな物腰で、由比産婦人科のスタッフたちを取りまとめている。由比とは、大学病院に勤務していた頃からのコンビである。