舞台は神奈川県川崎市にある剣道場。仕事帰りの大人たちが道着や面を着け、鋭い気合とともに竹刀を振る。通っている人たちは年齢も職業も実に様々。日中は葬儀社で働く女性は、仕事帰りに道場で心を落ち着かせられるのはとても大切だという。学校の剣道部の顧問になったことをきっかけに剣道を始めたという先生は、生徒からの励ましや一緒に成長しようとする気持ちがうれしかったという。道場に交錯する様々な思いがいま歌になる。