チャーシューまん

レシピ公開日:2022年10月17日 午後3:58

子どものころ、中国の白い蒸しパンにローストポークを挟んだ肉まんをよく食べていました。育ちざかりの私と弟が大好きだったのは、ふわふわの皮に、しょっぱくて少し甘い、つやつやのローストポークをはさんだもの。肉まんの生地は残り物を包むのにぴったりなんです。茎の柔らかいブロッコリーを蒸して添えれば、食事にもなる一品の出来上がり。

  • フードライター・料理人 レイチェル・クー ロンドン芸術大学、アパレルブランドの広報を経て、パリの料理学校、コルドン・ブルーを卒業。料理研究家&料理ライターとして活躍中

材料 作りやすい分量
  • 小麦粉 打ち粉として別に少量を使用
    160g
  • スキムミルク
    大さじ1
  • 砂糖
    大さじ1と1/2
  • 植物油
    大さじ1
  • インスタントドライイースト
    小さじ1弱
  • ベーキングパウダー
    小さじ1
  • ひとつまみ
  • ぬるま湯
    90ml
  • 具材
    • 残り物のロースト肉 細かく刻んだもの
      140g
    • ねぎ
      1本
    • にんじん
      1/2本
    • トマトペースト
      大さじ1
    • しょうゆ
      大さじ1
    • 白こしょうまたは黒こしょう
      小さじ1/2
  • 調理用
    • 植物油
      大さじ2
    • ブイヨン 残り物の肉と同じ種類で良質のもの
      500ml
    • ブロッコリー 茎の柔らかいもの
      500g
    • ごま油かバター またはエキストラバージンオリーブオイル
      大さじ1

作り方

1

粉末の材料全てを量ってボウルに混ぜ入れ、真ん中にくぼみを作って、液体の材料を加える。

2

材料がまとまるまでスプーンでよく混ぜたら、生地が滑らかになるまでこねる。

3

植物油を塗ったボウルに入れて、ラップをかける。そのまま45分、または生地が2倍に膨らむまで寝かせる。

4

具に使う残り物のロースト肉を角切りに、にんじんはあられ切りに、ねぎは薄切りにする。

5

トマトペーストと、しょうゆなどの調味料を混ぜ入れる。

6

台と手に粉を振る。生地を2等分する。

7

生地の1つを転がして太いソーセージ状にする。

8

7を4等分し、それぞれを丸くまとめる。

9

丸めた生地を手のひらで平らな円形にしたら、真ん中に山盛り大さじ1の具材をのせる。

10

生地を伸ばして具材を覆い、しっかりくっつくようにてっぺんを押し込む。(皿に貼り付かないように)生地の底に小麦粉をつけ、皿にのせる。

11

残りすべてを同じ手順で包む。

12

とじた面を下にして、膨らむまで30分寝かせる。

13

焦げ付き防止の加工をした大きいフライパンに植物油を入れて、火にかける。

14

チャーシューまんのとじた面を下にして焼く。小さなフライパンしかなくて2度に分けて焼く場合は、焼くたびに植物油大さじ2とブイヨン500mlを使用する。

15

(数分で)チャーシューまんの底がこんがりと焼けたら、ブイヨンを加えてふたをする。

16

30分、またはジュージューと音がするまで焼く(音はブイヨンが蒸発した合図)。

17

チャーシューまんが焼き上がる10分前に、ブロッコリーを蒸す。

18

テーブルに出す前に、チャーシューまんをもう1分焼いて底をカリッとさせる。スパイシーなチリソースと蒸したブロッコリーを添え、ごま油かバター、またはエキストラバージンオリーブオイル少々と塩少々を振りかけ、手早く食卓に出す。

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