地下鉄エクレア

レシピ公開日:2022年10月27日 午後3:57

この筒型のシュー菓子は、ロンドンの強い味方、地下鉄をかたどったものです。人工着色料を使わずに私の好きな路線の色を表現するために、新鮮なフルーツをのせてみました。

  • フードライター・料理人 レイチェル・クー ロンドン芸術大学、アパレルブランドの広報を経て、パリの料理学校、コルドン・ブルーを卒業。料理研究家&料理ライターとして活躍中。

材料 作りやすい分量
  • 65ml
  • 牛乳
    65ml
  • バター 角切りにしたもの
    50g
  • 小さじ1/2
  • 砂糖
    小さじ1/2
  • 強力粉
    85g
  • 中くらいのサイズのもの
    2コ
  • カスタードクリーム
    • 牛乳 脂肪分の多いもの
      500ml
    • 上白糖
      80g
    • 卵黄
      6コ
    • コーンスターチ
      40g
  • アイシング用
    • フォンダンまたはロイヤルアイシング
      100g
    • 卵白
      小さじ1/2
  • 果物
    • いちご セントラル線用
      5個
    • キウイ ディストリクト線用
      1コ
    • パイナップル サークル線用
      1/4コ
    • ラズベリー ハマースミス&シティ線用
      片手1杯分

作り方

1

オーブンを180°Cに予熱する。

2

水と牛乳を鍋に入れ、バター、塩、砂糖を加える。鍋を強火にかけてバターを溶かし、沸騰させる。

3

弱火にし、強力粉を加える。

4

強く混ぜる。この時点では、ごろっとした塊のあるマッシュポテトのような状態。

5

生地が塊になり、鍋肌に貼りつかないくらい滑らかになるまで混ぜる。

6

鍋を火からおろし、生地がさわれるぐらいの温度に冷めるまで混ぜ続ける。

7

卵を1コずつ生地に加える。卵を加えると生地がだまになるが、混ぜ続ければ滑らかになる。卵2コ分を加え、生地が滑らかになったら、20mmの口金を付けた絞り袋に入れる。

8

大きな天板にクッキングシートを敷き、シートの裏側の四隅に生地を少し絞って天板にくっつける。

9

絞り袋を45度の角度で持って、シュー生地を10cmの長さに絞り出す。同じように残りの生地を絞ってエクレア8コ分を作る。

10

こんがりサクサクになるまで25分焼く。

11

エクレアを焼いている間にカスタードクリームを作る。

12

卵黄に上白糖を加え、白っぽくふんわりするまで泡立ててから、コーンスターチを加えてよく混ぜる。

13

バニラのさやを割る。バニラビーンズをさやから取り出して牛乳に加え、沸騰させて火からおろす。

14

卵などを混ぜた液に13の牛乳をゆっくりと加える。加えながらしっかり混ぜ続ける。

15

きれいにした鍋に混ぜ合わせた液を戻し、中火にかけて混ぜ続ける。焦げ付かないよう、鍋のまわりや底のクリームはこそげ取る。

16

クリームが濃くなって、泡が1つ2つ出てきたら火からおろす。

17

ボウルに注ぎ、ラップをかける。ラップを軽くたたいてクリームの表面にぴったりくっつけて、膜ができないようにする。最低1時間、冷蔵庫で冷やす。

18

冷やし終えたクリームをしっかり混ぜて滑らかにする。絞り袋かビニール袋に入れる。

19

エクレアに切り込みを入れて開き、クリームを入れる。ふたをしてアイシングを作る。

20

粉砂糖に卵白、レモン果汁を加え、どろっとしたペースト状になるまで混ぜる。ゆるすぎてくっつかない場合は、砂糖を少し足す。

21

エクレアのふたの上にアイシングを細い線状に塗る。

22

フルーツを薄く切って、アイシングでくっつけるようにシューの上に並べていく。

23

パイナップル、いちご、ラズベリー、キウイで、それぞれ2つずつエクレアを飾る。

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