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(15)「神護寺」

初回放送日:2024年1月14日

空海が制作に関わった現存唯一のマンダラ「高雄曼荼羅」。4mを越える巨大な二幅の金の輝きが、6年の修理を経てよみがえった。なぜ空海は金と銀で描かせたか?謎を探る。 京都の北西にある山寺・神護寺に真言密教の秘宝「高雄曼荼羅」がある。空海の指揮で作られた現存唯一のマンダラ。4mを越える巨大な二幅に、壮大な仏の宇宙が描かれる。痛みが激しくほとんど公開されてこなかったが、6年の修理を経て金の輝きがよみがえった。唐から運んできたマンダラと同じ大きさだが、極彩色を避け金銀のみで描き写された。なぜ空海はそう指示したか?本尊薬師如来像など数々の国宝を紹介しつつ、謎を探る。

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