燐太郎(野村宏伸)に拒まれ民子(笹峰愛)は家へ帰っていく。あぐり(田中美里)はほっとするが、光代(星由里子)は民子の気持ちがよくわかると言う。誰だってカゴの中で一生を送るのではなく、外で思いきり羽ばたいてみたい、と。そんな光代にバイオリンの先生である片桐(中山仁)がバラの花束を抱えて会いにくる。あぐりがエイスケ(野村萬斎)に相談するとエイスケは、恋の一つや二つしたっていいじゃない、と取り合わない。