星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
この番組について
“ショートショートの神様”星新一。生涯にわたり発表された1001編を超える作品は、教科書にも掲載され、いまなお読みつがれています。世代を超えて愛されるその魅力は、“宇宙”“ロボット”“悪魔”など不思議でワクワクするSFやファンタジーの要素。また人間や社会に対する「おかしみ」や「皮肉」をまじえた目線。そしてなにより、短くも、あっと驚かされる予測不可能なストーリーです。それは、毒を含んだ寓話なのか、人類への警鐘なのか…。星新一の珠玉の作品を、令和のいま、実写ドラマとして描きます。 放送:2022年4月~8月 BSプレミアム・BS4K同時放送 毎週火曜日 午後9時45分~10時(全20回) 2022年7月4日から3週連続 総合 月~木曜日 夜10時45分~11時「夜ドラ」枠(全12回) <全話共通スタッフ> 【総合演出】望月一扶【テーマ曲】出羽良彰【タイトル】caico design / sankaku【サウンドデザイン】長澤佑樹【音響効果】阿部真也【美術】森健彦【衣装】宮本茉莉【メイク】原さとみ【ポスプロスーパーバイザー】稲村剛義【映像技術】久野星香【制作統括】柴田直之(NHK)鳥本秀昭、川崎直子、西村崇、坂部康二、神林伸太郎(NHKエンタープライズ)、山本玲実、明仁絵里子(テレコムスタッフ) 「ボッコちゃん」 【脚本・演出】近藤泰教【ラインプロデューサー】石川竜輝【キャスティング】高柳亮博【助監督】家次勲【制作担当】齊藤光司【撮影】杉中敏行【照明】伊藤保【録音】丹野基樹【美術進行】岡村正樹【特殊造形】奥山友太【CG】小坂健一【MA】大竹雪乃 「ボッコちゃん」1958年(『ボッコちゃん』所収) 「生活維持省」 【脚本・演出】望月一扶【助監督】家次勲【制作担当】岡元太【撮影】山崎裕【照明】三善章誉【録音】森英司【ドローン撮影】松永朋広【美術進行】きくちまさと【特殊造形】奥山友太【カラーグレーディング】宮下蔵【CG】小坂健一【MA】大竹雪乃 「生活維持省」1960年(『ボッコちゃん』所収) 「不眠症」 【脚本・演出】尾沼宏星【助監督】家次勲【制作担当】齊藤光司【撮影】杉中敏行【照明】高坂俊秀【録音】丹野基樹【美術進行】きくちまさと【カラーグレーディング】宮下蔵【MA】大竹雪乃 「不眠症」1964年(『ボッコちゃん』所収) 「地球から来た男」 【脚本・演出】永岩祐介【助監督】家次勲【制作担当】齊藤光司【撮影】倉渕宏幸【照明】飯田紗希【録音】丹野基樹【美術進行】大野恭一郎【カラーグレーディング】宮下蔵【MA】塚本啓介 「地球から来た男」1974年(『地球から来た男』所収) 「善良な市民同盟」 【脚本・演出】安里麻里【音楽】田井モトヨシ【ラインプロデューサー】湊谷恭史【キャスティング】細川久美子【助監督】角田恭弥【制作担当】大川哲史【撮影】川野由加里【照明】緑川雅範【録音】石貝洋【美術進行】きくちまさと【特殊造形】宗理起也【メイク】水上摂子【ポスプロスーパーバイザー】佐藤正晃【編集】鈴木真一【音響効果】岡瀬晶彦【MA】大竹雪乃 「善良な市民同盟」1970年(『なりそこない王子』所収) 「逃走の道」 【脚本・演出】渋江修平【ラインプロデューサー】石川竜輝【キャスティング】高柳亮博【助監督】野間詳令【制作担当】岡元太【撮影】小山麻美【照明】前島祐樹【録音】早坂君男【美術進行】福井大【MA】塚本啓介 「逃走の道」1964年(『エヌ氏の遊園地』所収) 「見失った表情」 【脚本・演出】菅井祐介【ラインプロデューサー】石川竜輝【キャスティング】高柳亮博【助監督】家次勲【制作担当】岡元太【撮影】井手口大騎ダグラス【照明】友田直孝【録音】山本タカアキ【振付】北尾亘【美術進行】山口武治【カラーグレーディング】田嶋雅之【CG】板倉圭太【MA】塚本啓介 「見失った表情」1961年(『ようこそ地球さん』所収) 「薄暗い星で」 【脚本・演出】望⽉⼀扶【助監督】家次勲【制作担当】岡元太【撮影】松永朋広【照明】友田直孝【録音】戸田裕二【美術進行】きくちまさと【特殊造形】奥山友太【カラーグレーディング】宮下蔵【CG】小坂健一【MA】塚本啓介 「薄暗い星で」1961年(『悪魔のいる天国』所収) 「白い服の男」 【脚本・演出】萩原翔【キャスティング】高柳亮博【助監督】家次勲【制作担当】齊藤光司【撮影・照明】辻智彦【録音】藤田秀成【美術進行】きくちまさと【カラーグレーディング】宮下蔵【MA】塚本啓介 「白い服の男」1968年(『白い服の男』所収) 「ものぐさ太郎」 【脚本・演出】加藤秀章【助監督】野間詳令【制作担当】齊藤光司【撮影】松村敏行【照明】友田直孝【録音】黒木禎二【美術進行】山口武治【カラーグレーディング】宮下蔵【MA】塚本啓介 「ものぐさ太郎」1970年(『なりそこない王子』所収) 「窓」 【脚本・演出】平田潤子【ラインプロデューサー】石川竜輝【キャスティング】高柳亮博【助監督】野間詳令【制作担当】齊藤光司【撮影】山崎裕【照明】高坂俊秀【録音】黒木禎二【美術進行】岡村正樹【カラーグレーディング】田嶋雅之【MA】塚本啓介 「窓」1963年(『宇宙のあいさつ』所収) 「凍った時間」 【脚本・演出】望月一扶【ラインプロデューサー】石川竜輝【キャスティング】高柳亮博【助監督】家次勲【制作担当】岡元太【撮影】杉中敏行【照明】友田直孝【録音】丹野基樹【美術進行】きくちまさと【特殊造形】奥山友太【カラーグレーディング】田嶋雅之【CG】小坂健一【MA】塚本啓介 「凍った時間」1964年(『ちぐはぐな部品』所収) 「夜と酒と」 【脚本・演出】⽣越明美【ラインプロデューサー】石川竜輝【キャスティング】高柳亮博【助監督】家次勲【制作担当】齊藤光司【撮影】杉中敏行【照明】高坂俊秀【録音】丹野基樹【美術進行】岡村正樹【カラーグレーディング】宮下蔵【MA】塚本啓介 「夜と酒と」1981年(『凶夢など30』所収) 「ずれ」 【脚本・演出】宇野丈良【ラインプロデューサー】石川竜輝【キャスティング】高柳亮博【助監督】野間詳令【制作担当】岡元太【撮影】杉中敏行【照明】友田直孝【録音】丹野基樹【美術進行】福井大【特殊造形】奥山友太【CG】佐藤武士【MA】大竹雪乃 「ずれ」1960年(『ようこそ地球さん』所収) 「もてなし」 【脚本・演出】森山宏昭【ラインプロデューサー】石川竜輝【キャスティング】高柳亮博【助監督】家次勲【制作担当】齊藤光司【撮影】樋口辰男【照明】斉藤直樹【録音】ワサンタ・グナティラカ【美術進行】きくちまさと【カラーグレーディング】宮下蔵【MA】塚本啓介 「もてなし」1975年(『地球から来た男』所収) 「鍵」 【脚本・演出】小関竜平【ラインプロデューサー】石川竜輝【キャスティング】高柳亮博【助監督】家次勲【制作担当】齊藤光司【撮影】杉山悟【照明】斉藤直樹【録音】丹野基樹【美術進行】福井大【カラーグレーディング】中村里子【MA】大竹雪乃 「鍵」1967年(『妄想銀行』所収) 「買収に応じます」 【脚本・演出】近藤泰教【助監督】家次勲【制作担当】齊藤光司【撮影】杉中敏行【照明】高坂俊秀【録音】丹野基樹【美術進行】きくちまさと【カラーグレーディング】宮下蔵【MA】塚本啓介 「買収に応じます」1971年(『さまざまな迷路』所収) 「処刑」 【脚本・演出・撮影】柿本ケンサク【プロデューサー】乗富巌、伊藤嵩【助監督】秋山真二【制作担当】佐野裕哉、加藤勇人【照明】森寺テツ【録音】中野雄一【美術】延賀亮【ドローン】西尾隆【劇用車】河村章夫【衣装】タカハシエイジ【メイク】内藤歩【記録】丹羽春乃【編集】久保雅之【映像技術】辻高廣【カラーグレーディング】西田賢幸【CG】山内太【音楽】Akeboshi、山田勝也【サウンドデザイン・MA】渡辺寛志 「処刑」1959年(『ようこそ地球さん』所収)
出演者・キャストほか
「ボッコちゃん」 ボッコちゃん (水原希子)
バーのマスターが道楽で作った人型ロボット。店の人気者だが、人の言うことを、ほとんどオウム返しすることしかできない…
「生活維持省」 男 (永山瑛太)
近未来の穏やかな世界。生活維持省に勤め、社会の平和を守る男は、忠実に職務に当たっていたが、ある時転属願いを出す。
「不眠症」 不眠症の男 (林遣都)
会社で居眠りばかりしていた青年。ある事故を機に全く眠れなくなり、あらゆる手段で眠ろうとするが一睡もできず…
「地球から来た男」 男 (高良健吾)
産業スパイとして任務遂行中に捕えられ、別の星へと送られてしまった男。その星は何もかも「地球」とそっくりで…
「善良な市民同盟」 守屋 (北山宏光(Kis-My-Ft2))
幼い頃から手癖が悪かった悪徳不動産会社のセールスマン。年寄りに価値の無い土地を売りつけようとカモの家にやって来るが‥
「善良な市民同盟」 エリ (玉城ティナ)
心を入れ替えた守屋と出会い、彼を深く愛するようになるが‥
「逃走の道」 先輩強盗 (村杉蝉之介)
宝石などを盗み、逃げるために列車に乗り込むが、様子がおかしいことに気づき・・・。
「逃走の道」 後輩強盗 (コウメ太夫)
先輩に言われたことを忠実に行う後輩の強盗。 昔からの夢を実現したいと意気込むが・・・
「見失った表情」 アキコ (石橋静河)
美容整形をしてキレイな顔を手に入れるが、自分には豊かな表情がないと思い悩み・・・
「薄暗い星で」 ロボットA (染谷将太)
かつて人間に仕えていた人型のロボット。 宇宙に捨てられ、ある星にたどり着く・・・
「薄暗い星で」 ロボットB (栗原類)
ロボットAよりも先に、ある星に辿り着いた人型ロボット。
「白い服の男」 署長 (滝藤賢一)
特殊警察署の署長。二度と戦争を起こしてはならない、という強い信念で、ある人々を執ように追いつめ・・・
「白い服の男」 新人 (村上虹郎)
特殊警察に配属された新人。 平和の実現するためとされる任務の内容に衝撃を受け・・・
「ものぐさ太郎」 太郎 (荒川良々)
毎日飲んで食って寝るだけのものぐさな中年男。銀行から働くように促され、電話帳で見つけたとある協会に電話する。
「窓」 若い女 (奈緒)
地方から出てきて都会で一人暮らし。有名になりたいという願望を心に秘めながら、SNSで自分の日常を発信している。ある日、謎の男から声をかけられ‥‥
「窓」 謎の男 (リリー・フランキー)
若い女に、「テレビに出てみないか」と声をかける謎の男。実は、その正体は‥‥
「凍った時間」 ムント (村上淳)
ある事故をきっかけに脳以外の身体ほとんどが機械となったサイボーグ人間。孤独に暮らすがある異変に巻き込まれる。
「夜と酒と」 男 (竹原ピストル)
友人も恋人もいない独り暮らしの男。夜、酒を飲んでいると・・・
「夜と酒と」 青い服の女 (夏帆)
孤独な男の部屋に、どこからともなく現れた女。 毎日、姿を現れすようになるが、ある日・・・
「ずれ」 青年 (若葉竜也)
歯車のような生活に疲れ切り、たまりかねた末にある決心をする若者。 望みの品をなんでも届けてくれる”シューターサービス”に彼が頼んだものは・・・
「もてなし」 青年(ブルギさん) (柄本時生)
仕事もプライベートもうまくいかず、うだつのあがらない男。ある日、出会った紳士から引き継いで「ブルギさん」となったのだが・・・
「鍵」 男 (玉山鉄二)
特段、恵まれたわけでもない暮らしを送っていた男。偶然拾った鍵が、その日常を変えていく・・・
「買収に応じます」 男 (田中直樹)
42歳独身。とある会社の係長補佐で、野球オタクの男。ある日突然、死神が現れ、「お迎えに来た」と告げる‥
「買収に応じます」 死神 (加藤諒)
男の「担当」になり、「お迎え」を告げに来た死神。ところが、必死に抵抗する男から、とんでもない提案をもちかけられる…
「処刑」 男 (窪塚洋介)
未来、AIによる裁判で犯罪者となった男。処刑の地である惑星に送られ、自らの「生」と向き合うことに・・・