初回放送日:2024年3月19日
3年前、ディレクターはがんで伴侶を失った。気仙沼大島で生まれ育った彼は、震災を経験し、人生を模索し続けていた。そんな中で受けた、突然のがん宣告。厚労省はがん診断時からの「緩和ケア」を掲げるが、闘病中、彼の心の痛みや孤独は和らぐ事がなかった。どうすればその辛さを軽減する事ができたのか。当時の担当医たち、そして、がんと生きる人々と家族を訪ね、緩和ケアを進めるために、本当に必要なものは何かを探っていく。
夫の主治医たちとの対話
闘病時の日記
夫の愛した大島の海