この番組について

第二次世界大戦末期、京都大学の物理学研究室に海軍から下された密命は、新型爆弾を作ること。兵器開発をすすめるべきなのか苦悩する研究者たち。時代の波に翻弄されていく若者たちの姿を描く。 【あらすじ】 太平洋戦争末期、京都帝国大学の物理学研究室で原子の核分裂について研究している石村修(柳楽優弥)は、海軍から命じられた核エネルギーを使った新型爆弾開発のための実験を続けていた。空襲の被害を防ぐための建物疎開で家を失った幼なじみの朝倉世津(有村架純)が、修の家に居候することになる。そこに修の弟の裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰宅し、久しぶりの再会を喜ぶ。爆弾開発の実験がなかなか進まないなか、研究室のメンバーは研究を続けていく事に疑問を持ち始める。そして、裕之が再び戦地へ行くことになったやさき、広島に原子爆弾が落とされたという知らせが届く。研究者たちは広島に向かい、そこで焼け野原になった広島の姿を目撃するのだった。 【作・演出】黒崎博(NHK制作局) 【音楽】Nico Muhly(ニコ・ミューリー) 【制作統括】土屋勝裕、浜野高宏、山岸秀樹 【共同プロデューサー】Ko Mori(コウ・モリ)、佐野昇平 【共同制作】ELEVEN ARTS Studios ※三浦春馬さんは、2020年7月18日にご逝去されました。 三浦春馬さんは、役作りのために髪を刈り上げて撮影に臨み、戦時下という困難な時代にどう生きるか葛藤する若者を見事に演じてくださいました。 謹んでお悔やみ申し上げます。

出演者・キャストほか

  • 石村修 (柳楽優弥)

  • 朝倉世津 (有村架純)

  • 石村裕之 (三浦春馬)

  • 澤村 (イッセー尾形)

  • 朝倉清三 (山本晋也)

  • 荒勝文策 (國村隼)

  • 石村フミ (田中裕子)

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