【出演】吉田類,高田秋
酒場詩人の吉田類が全国の低山を訪ね、その魅力を堪能!今回の舞台は青森・津軽の梵珠山。釈迦の墓伝説が残る不思議な山。奇妙な伝説に秘められた意外な歴史とは? 津軽半島の付け根に位置する標高468mの梵珠山。歩きやすく道も整備され、津軽の人々に愛される低山だ。ブナの巨木や樹齢100年に迫るクリの木を愛(め)でながら歩くと、山頂手前で出会うのが「釈迦の墓」。飛鳥時代に三蔵法師の弟子がここに埋めたとされ、今でも地元の人たちが大切に守り続けている。荒唐無稽な話?と思うなかれ。そこには古代の津軽地方の驚きの歴史が秘められていた。
酒場詩人の吉田類が全国の低山を訪ね、その魅力を堪能!今回の舞台は青森・下北半島、霊場・恐山を見下ろす大尽山。死者が還るとされる山中で見つけた恐山の意外な姿とは? 青森・下北半島にある霊場・恐山。古より死者と出会える場所として信仰を集めてきた場所だ。その霊場を見下ろす場所にそびえる標高827mの大尽山。霊場から見て西方にあることから「死者が還る山」とされてきた。ところが山中に足を踏み入れると、野生の息吹が感じられるヒバやブナなどの豊かな原生林が。さらに大尽山への道はかつての古道。麓の集落から恐山への参詣道であったという。そこには意外な恐山の姿が…
にっぽん百低山。それは低いながらも人々に愛され、物語を秘めた山。 酒場詩人の吉田類さんが全国の低山を訪ね、その魅力を堪能します!